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車の周りは危険が多い!子どもに教えておきたいことリスト

止まれ標識
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止まれ標識
標識「止まれ」

交通事故現場に遭遇

今朝、4歳の年少児と保育園に行く途中信号待ちをしていると、「ボコ!」と音がしたので振り向くと、私の隣で人身事故が起きていました(泣)!

右折しようとした車が、若い女性を巻き込んだようでした…。

叫び声も何もなく、私の方からは事故車両しか見えなかったので、最初なぜ車が止まって、人が騒ぎ出したか分からなかったくらいです。女性は、足を骨折しているようでしたが、事故車両の運転手さんも降りてきて、迅速に対応していたと思います。

ただ、車との事故が、身近に起こると怖いですね…。これが、子どもだったらと思うとなおさら恐ろしい…。

子どもに何度でも伝えたい「車の周りや信号でやってはいけない10のこと」

子育てする上で、口ずっぱく何度も伝えていることがいくつかあります。

① 車や自転車が走ってくるときに飛び出さない。

これは、基本中の基本ですね。昔、「車は 急に 止まれない」なんていう交通標語があった気がしますが、その通りです。車に限らず、自転車だって、結構な速さで走っています。走行中の車両の前には絶対に飛び出さないように伝えてます。

② 停車中でも車の周りでは遊ばない

遊びに夢中になっていると、たとえ車のエンジンがかかっても子どもは気が付かないかもしれません。また、大人だって「子どもが車のそばにいるかもしれない」なんて考えて、毎回車の前後左右や下を確認してから自動車を発車させる人は、残念ながら多くはないでしょう。

運転席からは子どもの背丈は全く見えないことも伝えています。わが家では、6歳の子も、4歳の子も、実際に自宅の車の運転席に乗せて(そのままだと小さいため前が見えなさすぎるため、クッションなどをおいて、少し座高を高くしました)、私が車の前に立ち、いかに前が見えないか、危険なことかを体験させました。

③ できるだけ車の近くは通らない。

停車中でだれも乗っていない車でも、車体に傷をつけたり、トラブルに発展することもあるので、車の近くは通らないし、遊ばないように伝えています。人身事故ではなくても、物損事故になる可能性だってあります。

例えば、ストライダーや虫網など、そのハンドルや柄の先で車に傷をつけるかもしれません。外出先の駐車場の砂利など、石を投げるかもしれないことも危険です。

どうしても車の横を通る時は、持ち物を車にぶつけないように、尖った部分を覆うように持ったり、ゆっくりぶつからないように歩いて通ることを話しています。

また、どうしても通らないといけない場合は、大人と一緒に手をつないで通ることや、会話などで声を出して車のそばに人がいることを知ってもらえるように気を付けています。

また、可能性は低いかもしれませんが、車を使った誘拐事件では、車の近くにきた子どもを車に引きずり込むこともあるときいたことがあります。

とにかく、車からは、なるべく距離をとっていた方がよいです。

④ ボールやちょうちょが飛び出しても飛び出さない

よくいわれていることですが、とにかく夢中になると危険の判断ができなくなります。ボールやちょうちょは、買えばよいけれど、子どもの命は買えません。子どもに「大好きだから、絶対にひかれないように追いかけないでね」と何回も根気強く伝えることと、車道に出た蝶などを追いかけずに止まった時は、よく褒めることでだんだん伝わってきているように思います。

⑤ 道を歩くときは左側通行

子どもは真ん中を歩いてしまいがちですが、自転車が通り過ぎるときに、急にフラフラっと自転車の方に寄ったりすることもあります。真ん中ではなくて、自転車や向こうから来る人がすれ違えるように左側を通り、右側はあけるように伝えます。(余談ですが、万が一真ん中を歩いてしまっていて、自転車が来たとき、どちらによければよいかわからない時は自転車を見ながら「その場に立ち止まる」ように言っています。その方が、自転車が左右どちらかによけやすい時があるからです。)

⑥ 白線の内側を歩く。但し、内側の小道や駐車場から出てくる車にも注意をすること。

車道とブロック等で区分けされた「歩道」がない場合、道路で白線の内側を歩くことがあります。しっかり、白線の内側を歩くことを伝えます。また、内側の小道や駐車場から出てくる車にも注意を促します。

⑦ 基本的な標識やカーブミラーの使い方を教える

子どもでも、標識は教えれば覚えられます!うちの場合、それこそ絵本を使ったり、実物を見たりして3歳で基本的な標識は覚えました。(絵本はこの記事の下の方で改めて紹介しますね。)カーブミラーの使い方を理解しはじめたのは4歳になってからです。ただ、6歳のお姉ちゃんはミラーに気づけば使えますが、4歳だとまだ実際に使って確認は難しそうです。

⑧  信号は、青信号で渡る。点滅しているときは渡らない。

子どもが小さいうちは、一人で飛び出したり、急に転んだりと危険なので、横断歩道は特に、しっかりと手を繋いで歩きます。信号がある横断歩道は、しっかり青信号で渡り、点滅している時は渡りません。渡る時は、右、左、右と周囲の確認をすることも何度も伝え、自発的に出来たら、褒めてのばします。

⑨ たとえ青信号だったとしても、よく周りをみて状況判断することを伝えます。

これが分かるようになってくるのは、私の感覚だと5,6歳の年長以降でしょうか。「運転手さんで急にお腹が痛くなっちゃって前がしっかり見えなくなっちゃう人もいるかもしれないし、考え事をしていて、歩いて渡る人に気づかない人もいるかもしれないものね」と具体的な例を一緒に想像しながら、運転手とアイコンタクトをとって(特に右折車)渡ることを伝えています。また、小さい子は手を繋いで、できればもう片方の手は挙げさせて渡ることで、運転手さんが子どもの位置をしっかり確認できるようにこちらもしようねと話しています。そして、 (転ばないようにはしつつ) なるべくささっと渡ります。

⑩ 信号待ちをするときは、なるべく道路の内側で待つ。

子どもって、赤信号で信号待ちをするとき、結構道路側(縁石近く)で止まって青になるのを待とうとします。ただ、これは危険。左折車は結構歩道に近いところで曲がったりしますし、左折中も車体側面にいる小さな子どもは運転席からは見えにくいですし、できるだけ歩道の内側で待ちます。個人的には1.5mくらいは最低でもコーナーの縁石からは離れさせたいです。

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感想(8件)

持ちやすい大きさで、子どもが最初にマーク(標識含む)を知るには良いきっかけになるとてもいい絵本だと思います。ストーリーがあるというよりは、図鑑に近い本です。例えば、車が好きなら信号や道路標識など2,3歳からでも楽しめるページもあるでしょう。対象は小学校低学年くらいまでだと思います。男女両方使えます。このくらいの子どもには、記載内容も説明もほど良くて、私自身子ども達にせがまれて何度も読みました。街の中にも家の中にも様々なマークが溢れていることに気づき、「わぁ、そんなこと知っているの?」「よく見つけたねぇ」など親子の会話も弾みます!店内で、子どもがトイレやエレベーターマーク、非常口マークを喜んで探せるようになりました。個人的にイチオシです!