絵本知育

図鑑の選び方ー図鑑で”好き”を突き詰められる子どもを育てたい【決定版】

図鑑の選び方 図鑑好きな子

家に「図鑑」はありますか?「図鑑」を開いていますか?今一度、「図鑑」について考えてみませんか?

この記事では、図鑑の選び方を紹介します。

・図鑑にも種類があるの?
・最近の図鑑の特徴は?
・図鑑ってどう選べばいいの?

と、いった疑問に答えます!

※ちょっと今回広告多めです。普段本屋さんに行かない方にも、そもそもいろんな図鑑があることを知ってもらいたくて、あえて色々載せちゃいました(笑)。ちょっと見づらくなってしまってたら、すみません(汗)

図鑑の種類

子育て中の家庭では、なにかしらの「図鑑」を持っている人も多いと思います。
私は、本屋に行くと、無意識に「子供コーナー・絵本コーナー」に足が向くほど子供用の本が好きで、その書棚を眺めてきましたが、特に図鑑に関しての変化を感じています。

「図鑑」にも大別して2種類があるのをご存じですか?
分類に関してによると、

「分類型図鑑」「博物型図鑑」
「動物」「植物」「昆虫」などのように分類されているオーソドックスな図鑑の分類です。
親世代だと、「図鑑」と聞くとこちらのタイプをイメージする方が多いのではないでしょうか。

「テーマ型図鑑」
近年、どんどん増えて種類を増やしているタイプの図鑑で、あるテーマを軸に分類をまたいで世の中のものをまとめた図鑑です。
たとえば、「くらべる」というテーマで、歯の大きさを比べたり、生物の卵の数の多さを比較して紹介する『くらべる図鑑』シリーズなどがあります。
聞いているだけで面白そうなテーマ、内容のものが多く、 教育評論家の親野智可等さんによる「従来の図鑑より絵本に近いものになっている」というのも納得です。

最近の図鑑の特徴

分類型図鑑の傾向と欠点

「動物」や「昆虫」等のいわゆる分類型図鑑も変化してきています。
親世代が子供だった頃と比べると、分類が細分化してきていて、小学館の図鑑NEOを例に出すと『魚』『昆虫』にとどまらず、『水の生物』『イモムシとケムシ』それぞれ1冊の図鑑になっていたりするわけです。
当然、その分内容もページを割いて詳しく解説されることになります。

また、傾向として「DVD付き」が増えてきています。迫力満点の映像や音声解説も図鑑購入の魅力に加わってきました。

そして、動く図鑑MOVEシリーズのように、従来の生物の全体像ではなく部分的なアップを含めた大迫力の写真やイラストと解説、DVDを組みあわせるタイプのものまで登場しました。こんな躍動感や印象的な情報を届けようとしているものもあります。

テーマ型図鑑の傾向と欠点

ちらっと触れましたが、最近図鑑を作っている各社で、「テーマ型」図鑑もどんどん増えてきています
大人が読んでも「へ~!知らなかった!」という内容も多く、楽しいものも多いです。

書店に行っても、面白そうなタイトルがずらりとならびますが、欠点もあります。
そう、タイトルこそ違うものの、切り口が似ているものも出版されてきており、特に、他社のテーマ型図鑑とは、一定量の内容が被りやすい印象があります。
しかも、タイトルや書き方が異なるために、一見それが分かりにくいんです。複数冊購入したい場合は、もしかすると一定量同じような内容も含まれることも留意しておく必要がありそうです。

この欠点としては、やはり何冊も購入するには費用がかかりすぎるということです。

その他の図鑑の傾向

幼児用の図鑑や、ページをめくるようなしかけのある図鑑もその種類が増えてきました。
今や何を購入しようか迷うほどです。

図鑑の選び方(基本)

本当に面白い図鑑が増えている中、図鑑自体がとても高いのは事実です。
一冊2,000円前後が多いですが、子供用図鑑の中にもさらっと一冊5,000円前後するものもあります。

買ってあげたいのは山々ですが、 とても興味あるもの全てを買っていられません…(涙)

そこで、「図鑑の選び方」が重要になってきます。

① 子ども自身が興味を持っている内容のもの

1番目にして、ほぼこれというくらい絶対に欠かせない要素は、その図鑑が「親ではなく、子ども自身が興味を持っている内容のもの」であることです。

虫取り網で、昆虫を捕まえるのが好きなら「昆虫図鑑」、綺麗な石が好きなら「鉱石の図鑑」。
まずは、子どもが自分で「知りたい!」という意欲が沸くような、知的好奇心を刺激する「興味のある図鑑」がおススメです。
もちろん、「まずは図書館で借りてみて、気に入ったら手元に1冊購入」なんていう流れもいいと思います。

親の「こういうものを読んでほしい」という気持ちもわかります。分かるのですが、親が折角用意したものでも、子供が興味を持たなければ、簡単に本棚の隅っこに置かれて使われないオブジェになってしまいやすいのも「図鑑」です!

② 対象年齢に合ったもの

図鑑には、それこそ「赤ちゃん用の図鑑」から大人用・専門家も使う図鑑まで様々な種類があります。
赤ちゃん用図鑑では、イラストとそのイラスト名しか載ってないものがあります。他方で、大人用だと本当に詳しく書かれているものの、幼稚園・小学生の子どもには難しい内容のものばかりです。

「子どもの年齢に応じたもの」というのは本当に大切です。小学館さんや学研さんのものだと子ども用に漢字にルビがあるものもあれば、未就学児用にひらがな・カタカナのみで書かれたものもあります。

情報を知りたい時に理解できない言葉でしか書かれていなかったり、内容が簡単すぎては、折角の知的好奇心がどこかにいってしまいかねません。

例えば、「乗り物」だと、赤ちゃんならこれ、3~6歳くらいの幼児ならこれ、小学生頃ならこれと様々あるので、ここは年齢にあったものを是非揃えてあげたいところです。

③ 用途に合わせる

また、使用場所を自宅と考えているのか、持ち運ぶのか等で、図鑑の大きさもある程度選べるものもあります。
小学館や学研など数社では、持ち運び可能なポケット版も用意して販売しています。
自宅なら大きい通常サイズでもいいのですが、持ち運ぶなら、ポケット版というのも選択肢としてはありでしょう。

④ 内容やDVD、写真やイラストの好み、解説や解説量、出版社で選ぶ

これは、好みというか直感といってもいいかもしれません(笑)。
表紙や内容の写真やイラストの好みや、自分が選んだ箇所の解説の分かりやすさ、解説量、出版社の好みや、DVDの有無などで決めていいと思います。

購入する時はDVDの内容は分からないと思いますが、例えば、図鑑Neoの『昆虫』のDVDは、ドラえもんが出てきて様々な昆虫の世界について、テーマごとに解説してくれていて、大人でも惹きつけられる内容です。
わが家では、家族で車に乗った時、車内でよくこのDVDを見ています。
気になれば、また図鑑でゆっくり調べることができるのも魅力ですよ!

個人的におススメな図鑑の選び方(補足として)

DVDがある類の図鑑なら、迷わずDVD付きを選ぶ!

図鑑は特にそうですが、よほど気持ちが「読みたい!」と思っていないと、開いてまで調べません(笑)!
大人でも、「やれば仕事に役立つと分かっている分野の勉強」でも、時間があったとしても、なんとなくやらなかったりしませんか?
少なくとも、私はそういう時があります(汗)。
でも、DVDがあれば、それを流すだけで半強制的にその世界に惹きつけられたりします。

「ちょっと、(図鑑を)見てみようかな」

そういう気分にさせられたら、ガッツポーズです!p(^^)q
と、いうわけで、私は欲しい図鑑の分野でDVD付きがあればそれを選びます。
迷っている2冊両方にDVDが付いていれば、より子どもが気に入りそうな方を選びます。

主役は、やっぱり「子ども」です。今後、この図鑑の使い手ですからね!

初めて子供用の図鑑を何冊か買うなら

もし、まだ図鑑を持っていなくて初めて図鑑を買うなら…、
私なら、
分類型図鑑1冊「昆虫」や「動物」など子どもが好きなテーマの物。できればDVD付き(⇐こだわる笑))
・テーマ型図鑑1冊(面白そうなものを何か1冊)
買ってみることをおススメします。

テーマ型図鑑を見ることで、世の中のこと全般の知識が増えますし、お気に入りの分類型図鑑が1冊あれば、子どもが自分の得意ジャンルを作ることができるからです。

また、別途記事を書こうと思いますが、図鑑とは若干異なる大型本、「百科事典」を一冊おススメします。
・子ども用の百科事典1冊(小学館の『こども大百科 キッズペディア』 など)
子ども用の百科事典は、様々な言葉をキーワードに情報がコンパクトかつ写真付きで載っていて、子どもの興味も広がりやすいですよ。

図鑑は、家にたくさんあっても開かなければ意味はありません。
最初は、少し買ってみて、あとは子どもの様子を見ながら、買い足していくなら買い足せばいいかなと思います。

わが家の図鑑事情と中古図鑑の注意点

ちなみに、わが家に何冊図鑑があるか数えてみたところ、23冊の図鑑がありました。
(「図鑑」と名前がつく、0,1歳用の赤ちゃん絵本の図鑑は除いています。)
主人も私も、結婚した時に持ってきた年代物の図鑑(昆虫や動物)もありますし、ブック〇フで中古で購入したものも含まれますし、書店で気に入って新品購入したものもあります。

ただ、毎日見ているわけでもないですし、季節によって、また子どもの中のブームによって、見るものと見ないものがあります。中には、用意はしたけど、全く見向きもしてくれない図鑑もありました(笑)。
  ↑↑だから、切実に図鑑は「子どもが興味を持ったもの」が基本だし、おススメですよ!

ちなみに、中古の図鑑には注意が必要です。
図鑑には、内容が古くなりにくいものと、なりにくいものがあると思っています。
ここが絵本と違います!

例えば、「昆虫図鑑」や「動物図鑑」は10年、20年前のものと比べても大きな差はないと思いますが、特に「国」や「歴史」「特産品」に関するもの、「生活」「機械機器、コンピュータ」に関する内容は10年の間にも大きく変わっています!!

もう20年以上は前の話ですが、私の弟が従妹からもらった図鑑(つまり中古)で知った情報をネタに友人に「青函トンネルっていうのがもうすぐできるんだって!」と言ったところ、「それ、もう出来てるよ!」と言われショックだったと笑い話で聞かせてくれたことがあります。

折角新しく覚えた内容が、既に古い情報なんて、図鑑に対する信用も読みたい気持ちもなくなってしまいそうです…。

情報が古くなりにくい「昆虫図鑑」や「動物図鑑」でも、本当に子どもが好きで興味があるなら、DVD付きで新品を購入するのもアリだと思います。
とにかく、古い情報を覚えてしまう前に、これらに関する部分では新品購入をおススメします。

まとめ

まとめると、下記のようになります。

図鑑の種類:
・図鑑には、2種類「分類型」と「テーマ型」があります。

図鑑の傾向:
・「分類型」の図鑑は、オーソドックスな『動物』や『植物』だが、一昔前より細分化して単行本化されています。最近の傾向としてDVD付きが増えてきています。また、圧倒的な迫力に注力した図鑑まで登場しています。

・「テーマ型」も近年増えてきており、くらべることや、ひみつなどをテーマとしています。分野を限定せずに、子どもが疑問に思う内容をとりあげた図鑑で、子どもも大人も絵本感覚で楽しみやすいものになっています。

図鑑の選び方(基本)
・図鑑の選び方としては、大原則として、①「子どもが興味があるもの」を選びます。そして、
・②対象年齢があっているもの、
・③図鑑の用途・使用場面を考えて使いやすそうなもの、
・④ジャンルを選んだり絞ったりし、また、直感も使って絵や写真、解説、特典など気に入ったものを選びます。

個人的におススメの選び方:
・個人的におすすめの選び方としては、最近流行りの「DVD付き」を選ぶこと。
・初めて図鑑を買うなら、子どもが好きな分類型図鑑1冊、テーマ型図鑑1冊と、百科事典1冊の計3冊

図鑑の中古はアリ?
・「昆虫」「動物」図鑑などの比較的普遍的なものは、中古もアリです。ただ、注意点もあります。
・最新技術で新事実が分かったものや、「機械・機器」「コンピュータ」「最先端技術」「国」や「特産品」など、内容が変わりうるものは、新品で用意した方がよさそう。

図鑑は知識の宝庫です。
楽しんでもらえたら、図鑑好きの私も嬉しいです(笑)

最後に、今は、タブレットで図鑑まで見れてしまう時代のようです。何冊も持ち歩かなくてもこれさえあればいいのであれば、一考の価値ありかもしれません。