赤ちゃんの皮膚が炎症を起こして、赤くぶつぶつしているとき、お風呂で何をしてあげればいいか、迷いますよね。
0歳でアレルギー(アトピーも)が判明し、2020年現在5歳になったアレルギー体質の長男。最近は、全身の皮膚症状(アトピー症状)が大分落ち着いていて、時々指先を掻き壊すくらいになってきました(←これも早くなくしたいんですが、色々試行錯誤中)。
【アトピー対策】お風呂でやめた事① ガーゼやスポンジの使用
産院で、赤ちゃんの沐浴にガーゼを使っていたのもあって、その後1歳前後になるとガーゼやタオル、お風呂でよくみる子どもの体用スポンジを使っていましたが、①皮膚状態が分かりにくいのと、これで②肌を掻いてしまうこともあって使用をやめました。
5歳になった今でも、基本的に素手で体を洗っています。
素手なので、洗うとき、子どもの肌を触ると
「あれ、いつの間にこんな所を搔いたんだろう」
「あ、ここも赤くなってる!」
という発見がしやすくなるのでおススメです!
(顔だけは、水を絞ったタオルでささっと拭いています。)
ガーゼやスポンジの材質そのものが、荒れた肌への刺激になることも!入浴中は素手で洗って、子どもの肌荒れ箇所など全身チェックもあわせて行う!
【アトピー対策】お風呂でやめた事② 体を普通の石鹸で洗うこと
石鹸を全く使用しないというわけではありません。
アトピー/アレルギーに対応した、肌に優しい石鹸を選ぶようになりました。
いわゆる普通の「石鹸」って、アトピーはない私なんかだとさっぱりするのですが、綺麗になったと感じる反面、肌がつっぱる感じも、ありませんか?また、ちょっとかぶれている場所に石鹸を使うと痒くなったりもします。外出先等でちょっと使ったこともあるのですが、5歳のアレルギー持ちの長男に、「ママ、痒くなってきた!」といわれました。
わが家では、「アトピタ」(泡タイプ)を使っています。
ヨモギは、保湿石鹸で上位に入ることも多い成分ですが、アトピタにも使われています。無香料・無着色、低刺激、アレルギーテスト済みで、赤ちゃんの痒み対策で生まれた商品。「乾燥肌ベビー」にもおススメです。
アレルギーが無い、長女や次男も同様に使って、これを全員素手でささっと使って洗い流しています。次男は、0か月(新生児)からお世話になっています。
少しアトピー症状が強めの時は、アトピー肌用のこういう石鹸さえも使わないで、水洗いのみで済ませることもあります。
アトピー/アレルギー対応の商品は本当に色々あります。
人によって、合う、合わないもあるので、色々試してみるといいかなと思います。
普通の石鹸ではなく、「アトピー、アレルギー対応の石鹸」を試してみる。
【アトピー対策】お風呂でやめた事③ 長風呂
湯船って気持ち良いので、長風呂しやすいです。
本当に赤ちゃんの頃は、入浴は5分くらいを目安で…と言われていても、だんだん長めになってきていました。
でも、長風呂すると、肌の水分が逃げてしまい、結果、肌の乾燥を促して、アトピー/肌荒れを悪化させやすいです。
湯船に浸かる時間は5分程。
長くても10分程ではお風呂からでるように心がけました。
【アトピー対策】お風呂でやめた事④ 考えなしに温泉の素等の入浴剤をつかうこと
お風呂の色が変わったり、いい香りがすると子どもだって喜びます。
長女が喜んでいたのもあって、長男は0歳台からたま~に入浴剤を使って風呂に入っていました。
「入浴剤」「温泉のもと」って、効能に「あせも」「しっしん」などがうたわれていたり、「生後3か月から使えます」と書かれているものもあります。
「まぁ、使ってもいいのかなぁ…」思っていましたが、使用をやめたのは、「効能」と呼べるものがまったく現れなかったことと、「これは、肌に本当に良いのか。逆に刺激になるのでは…」とちょっと怖くなったことからです。
入浴剤を使うと、長風呂になってしまいがちなこともあります。(私の場合、すぐにお風呂から出てしまうと、「折角の温泉の素がなんかもったいない」という思いもありました…。
でも、入浴剤で、乳児の湿疹を悪化させたら意味が全くありません!
そこで、「温泉の素を使う時のルール」を独自に決めました。
① 全身の発疹状態、皮膚状態が比較的良好なこと。
(荒れた肌だと、入浴剤成分で痒みが増したり、症状悪化する可能性があるため)
② 入浴後に、一度シャワーを使って前進の入浴剤成分をしっかり洗い落とすこと。
(入浴剤成分が皮膚に残っていることで、痒みを誘発させないため)
③ 親に精神的、肉体的余裕があるとき
(入浴剤風呂が楽しくて、出たくないとイヤイヤが始まることも…。また、親自身の「勿体ないから長風呂したい」という欲求が比較的低い日を狙いますw)
特に、入浴剤入りのお風呂に入った後には、体をシャワーで成分をしっかり洗い流してから出ることは徹底しています。
入浴剤の使用は、「子どもの肌状態が比較的良い時」で、親に精神的余裕があるときに限る。また、お風呂から出るときは、シャワーを使って体の入浴剤成分をしっかり洗い落とす。
【アトピー対策】お風呂でやめた事⑤ 保湿剤の軽視
以前は、お風呂から出たら、たまに保湿剤は塗るけど、毎回ではありませんでした。
それが、アトピー/アレルギーが判明してからは、毎回しっかり、それも湯船から出て5分以内に塗り終わるようになりました!
「保湿」に関しては、お風呂直後が一番効果が実感できます!入浴後、5分以内に塗るようにする。
まとめ
赤ちゃんの肌は、本当にデリケートです。
皮膚の一番表面の「外皮」は大人の半分以下だといわれています。
それだけに、皮膚の荒れている場所は、早く治してあげたいですよね。
今回は、「アトピー対策でお風呂でやめたこと」として5つ列挙しました。
1)ガーゼやスポンジを使って、体を洗うこと
2)アトピーや敏感肌対応していない「普通の石鹸」の使用
3)長風呂
4)むやみに入浴剤を使用すること
5)保湿剤を塗ったり、塗らなかったり軽視して使うこと
アレルギーの絵本『ピーナッツアレルギーのさあちゃん』
タイトル:『ピーナッツアレルギーのさあちゃん』
さあちゃんは、食べることが大好きな女の子。小1の時には、卵、牛乳、小麦、そば、大豆も食べられませんでしたが、小3になった今では食べられるようになりました。でも、アナフィラキシーショックを引き起こすピーナッツアレルギーがあります。周囲の理解はどう得る?さあちゃん自身はどう自己防衛する?
この絵本は、実話を元にしています。
クラスの理解をどう得るか、さあちゃん自身も自分をどうやって守ることにしたか、わが子がアレルギーを持つ親ならきっと気になるストーリー絵本です。