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コミカミノルタサイエンスドーム(八王子市こども科学館)のプラネタリウムが子ども向けで面白い!

プラネタリウム 鷹の爪 ブラブラ!ブラックホールのナゾ
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私が子どもだったころ、プラネタリウムというと、ちょっと小難しい説明があったりして、「雰囲気は好きだけど途中で飽きてしまう」場所でした(汗)。
今回、八王子市のプラネタリウム「コミカミノルタサイエンスドーム」が子どもウケしそうで、面白かったので紹介します!

プラネタリウムが多数のアニメとコラボ!

コミカミノルタサイエンスドーム(八王子市こども科学館)のプラネタリウムは、子ども向けのものが中心になっています。そして、毎日時間帯によって、複数のアニメとコラボレーションした宇宙や星の番組が開演されます。
2019年10月上旬は、4種類のアニメがありました。

子どもはアニメが大好き。
これをきっかけに星や宇宙にも興味をもってもらえたら嬉しいな!

アニメプラネタリウム番組タイトル
忍たま乱太郎 忍たま乱太郎の宇宙大冒険
月ウサギがクレーターをかけるの段
しまじろう しまじろうとたんじょうびのおほしさま
ドラえもん ドラえもん宇宙ふしぎ大探検3
プラネタリウム 地球の不思議
秘密結社 鷹の爪 秘密結社 鷹の爪
ブラブラ!ブラックホールのナゾ

わが家は、ちょうど「ブラックホール」に興味を持った娘がいたので、『 秘密結社 鷹の爪 ブラブラ!ブラックホールのナゾ 』を見ました。
あらすじ:出雲そばを作るつもりがブラックホールを作ってしまった博士。鷹の爪団とデラックスファイターが宇宙に行って、鷹の爪団らしい展開や分かりやすいツッコミとともに ブラックホールのナゾをに迫ります。
天の川にブラックホールが見える(正確には、ブラックなので星が見えない場所があるため「見えない」かしら?)場所があることや、光をも吸い込んで閉じ込めてしまうブラックホールの不思議について教えてくれる楽しいプラネタリウムでした。

感想としては、面白くて、勉強になりました。
アニメ「秘密結社 鷹の爪団」をということで、少し早口だったり、ツッコミや絵がちょっとシュールなことと、内容がブラックホールについてなため、本来は小学校中学年以上の方がより楽しめるのかなと思いました。

アニメ以外にも、「八王子市の今夜の星空」ということで、プラネタリウムらしい星空や星座解説も少しありました。
幼児の場合は、ちょっと話の内容が一般向けなので難しいかもしれません。
アニメの前にあって、連続して番組が流れるので、集中力の問題もあります。

プラネタリウムの室内は暗いし、椅子の上で騒ぎ出したり、おしゃべり始めたらちょっと困ってしまう…

そこで、幼児・小学校低学年向けの番組としては、『しまじろうとたんじょうびのおほしさま』があるのだと思います。
理由は2つあります。
1つめは、しまじろう自体がベネッセの「こどもチャレンジ」の幼児コースに出てくるお馴染みのキャラクターです。
そして、2つめとして、「今夜の星空」放送がセットになっていないため、アニメーションだけのプラネタリウムを楽しめそうだからです。

一日に、4種類のアニメがあるので、自分が好きなアニメによるプラネタリウム番組の開演時間に間に合うようにいけば見ることができると思います。
また、大人・一般向けに、『天の川 アイランド・ヒーリング』というものも上映されているようでした。そして、月に1回、土曜の夕方にトワイライトプラネタリウムという恋人とのデートにも良さそうなものも投影されるようです。

あ、注意点もあります!

アニメ上映は一定期間ごとに内容や時間が変わりそうです。事前に八王子市のホームページをチェックをしてからでかけてください。

2017(平成29年)7月にリニューアルオープンしたプラネタリウムなので、室内も映像もとても綺麗です。

耳より情報♪毎週土曜日は、子どもが無料になりますよ!

ブラネタリウムですが、なんと毎週土曜日と5月5日の子どもの日は、こども(4歳~中学生)の入館料およびプラネタリウム観覧料が無料になります!大人分はかかりますが、連れて行きやすくなりますよね。料金の詳細は後述します!

2019年10月現在、女の子に人気のプリキュアは、『スタートゥインクルプリキュア』です。 星座や宇宙に興味を持っている子どもも多いかと思いますので、子どもと一緒にお出かけする先として「プラネタリウム」も検討してみては!?

ボールを使った仕掛けがワクワク感を誘う1階の研究所風テーマパーク!

研究所風の「遊びカガク」エリア

コミカミノルタサイエンスドーム(八王子市こども科学館)遊びカガクエリア全体
遊びカガクエリア

入館すると正面奥の方に見えてくる研究所風の「遊びカガク」エリア。
未来研究所のように、あちこちからトンカントンカン音が聞こえてきます。

「宇宙を目指す科学が大好きな発明家」のハカセと、ハカセの助手のハチオウジゾウのはっちゃんが、 様々な実験や科学の不思議を紹介してくれる体感型の展示物が多数あります。

小さな子や小学生はもちろん、大人もちょっと胸が躍るワクワクした空間になっています。

コミカミノルタサイエンスドーム(八王子市こども科学館 たつまき
「たつまき」

有名な「ベンハムのこま」、大きなガラス玉に触ると紫の光が水晶の中央から伸びてくる「ミラクルボール」、歯車をたくさんつなげて歯車の仕組みを体感する「ぐるぐる歯車」、自分がいる場所によって見え方が変わる「コリオリの床」、向かい合わせに座った二人の顔を融合させてみる「フェイスモンタージュ」。他にも、「エコーチューブ」や「たつまき」「伝声管」などちょっとした科学で遊べるような場所を提供してくれています。

コミカミノルタサイエンスドーム(八王子市こども科学館 ボールコースター
ボールコースター

小さな子どもにも人気なのが「ボールコースター」ではないでしょうか。
エリアの上部に張り巡らされたボールのコースと、ボールを転がす装置。子どもたち(時にはお父さんお母さん)がハンドルを回してボールを上部に送り出したり、装置にボールを運んだりと忙しい人気のコーナーです。

夢ロケット内のゲーム

半球の「夢ロケット」の中ではタッチパネル4台で宇宙ゲームができます。また、その外部では夢ロケットを発射するためのミッションが用意されていて、プラネタリウムと併せて遊んだりしている子どもの姿が見られて、あっという間に時間が経ってしまいます。(わが家の場合は、1時間半くらいいたでしょうか。)

1階のその他スペース

「夢広場」では大量の「カプラ」で遊べます。カプラは、ジェンガのような長方形で薄い木で、これを積み上げたりして様々な形を作って楽しみます。待ち合わせや、イベントの時間待ちの際に使っている人が多そうでしたが、周りに椅子もあり、親も休めるので、ちょっとした休憩スペースになっていました(飲食は禁止。飲食については2階にスペースあり。)

他にも、入口付近に「はしごくだり」「がりがりプロペラ」「浮沈子(ふちんし)」などの遊べるミニコーナーもあります。

小学校中学年~中学生には国際宇宙ステーション(ISS)のミッションシミュレーターがおススメ(2階)

「地球・宇宙・未来」の展示室(2階)

2階は、少し大きい子向けという印象です。

国際宇宙ステーション(ISS)関連の展示室があります。

たとえば、ISSの1/10模型の展示があったり、
コックピットのような操作モニターがある席(計3つ)で、席ごとに異なるISSで行われているミッション(ロケットの発射から地球に帰還するまでの一連のミッション)のシミュレーションを行ったりできます。このミッションは、連携プレーなので、他の来館客と一緒にやったりしました(笑)。

うちで失敗しないかドキドキしましたっ(笑)。子どもにやらせていましたが、タイムリミットもあるので、途中から親も参戦!

他にも「小惑星探査機<はやぶさ>」のミッションに挑戦するシミュレーターもありました。

内容が分かるようになるのは、小学校高学年とか中学生くらいかもしれません。大人も十分に楽しめますよ!

2階のその他スペース

ハチオウジゾウなど、八王子を知ることができるコーナーがあります。

宇宙や科学関係の本が置かれていて、自由に読んだりできる机や椅子があります。

自動販売機があり、飲食してよいスペースがあります。(机、椅子あり)

地下は工作室(要予約)

地下階には、事前予約制で整理券、工作券の購入が必要な工作室があります。
以前「スライムづくり」(たしか、子ども1人50円)に参加したことがあるのですが、お土産(スライム)もあって楽しかったので、また次回参加した時に「工作」についてもレポートします☆

入館料は土曜日が安くておススメ

前述したとおり、土曜日は、こども(4歳~中学生)の入館料とプラネタリウムの観覧料が無料です!
そのため、ちょっと混んでいることもあるかもしれませんが、年に何回くるかや、プラネタリウムを何回みたいかによっては、年間定期券(パスポート)を検討してもいいかもしれません。

【通常】入館料観覧料(プラネタリウム) 入館料+観覧料
こども
(4歳~中学生)
100円150円200円
大人(高校生以上)200円500円650円
【年間定期券】 入館料 (定期) 入館料+観覧料 (定期)
こども
(4歳~中学生)
300円600円
大人(高校生以上) 600円1950円

(↑上記料金表は、2019年10月20日現在。公式ホームページにて確認済。最新情報は、各自ご確認ください。)

トピック関連絵本の紹介  『うごかす!めくる!宇宙』~しかけいっぱいの宇宙の本

『うごかす!めくる!宇宙 』 著者:アンヌ・ソフィ・ボマン オリヴィエ・ラティク

内容:めくったり、ひっぱったり、回したりするしかけがたくさんある図鑑です。楽しみながら、宇宙のことやロケットのこと、国際宇宙ステーションのことなどを学べます。

立体(ポップアップ)で飛び出す迫力のロケットや、ここも動くんだというところまで動く仕掛けがいっぱいの本です。宇宙服の中はどうなっているのか、ロケットはどこが切り離されていくのか、など宇宙に関連したちょっと難しい内容までしかけをめくりながら楽しく学べると思います。