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「国旗が同じ国があるよ!」という子どもの発見×絵本『世界一おもしろい国旗の本』

国旗
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国旗

お風呂に貼っている世界地図の国旗一覧で子どもが発見したこと

いつも通り子どもとお風呂に入っていたある日、お風呂の壁に貼っていた世界地図にあった国旗を眺めながら、4歳と6歳が国旗で大発見をしました。そして、「国旗」について疑問を投げかけてきました。

えぇ~!これ見て!この国旗とここの国旗、なんか同じみたい!

わぁ!ほんとだぁ!モナコと…インドネシア?なんでだろう!

あ、そういうのね、ここにもあるよ!

え~~!わぁ、ママ気づいてなかったよ!他にもあるのかなぁ。

ママ~。なんで、国旗が同じ国もあるの?

えっと~・・・。多分よく見るとどこかが違うんだと思うんだけど…。
歴史でつながっているのかなぁ…(汗)

いや~、正直焦りました。

お風呂に貼っている世界地図上に小さく書かれている世界の国旗の数々。

「世界に全く同じ国旗がある」なんて聞いたこともないので、きっとどこかが違うだろうと思ったのですが、この地図上だと本当に同じに見えました…。

その場は、「また調べてみようか」と切り抜けて、
あとでネット調べてみました。

モナコとインドネシア、そしてポーランドの国旗は似ている!

「モナコ」「インドネシア」って、赤と白の配色という点では一緒なのですが、縦と横の比率が違うんです。 (比率情報は「みんなの知識ちょっと便利帳」より)

下記の2つの国旗の画像は、外務省のHPから引用します。

モナコ公国↓  縦横比率2:3 

モナコ公国国旗

インドネシア共和国↓ 縦横比率4:5

インドネシア共和国国旗

色が若干これだと変わってみえるけど、基本的に一緒に見えますよね。
これについて説明します。

国連やオリンピックでは、「縦横比率を原則2:3にすることと決められている」そうです。

外務省のホームページでも国際儀礼として、国連同様に国旗を2:3にすることとしています。
きっと大きさが違う国旗があると、色々問題が起きるのでしょう…。
(単純に考えれば、他国の国旗が自国の国旗より目立つとか、掲揚したとき大きな国旗に隠れてしまうとか、偉そうとかそういうことでしょうか…)*あ、ここは、私の勝手な想像です。

でも、便宜上、確かに世界の国でサイズを統一していた方が何かと問題がすくないようにも思えますが…、
の二つの国の場合、インドネシアの国旗が、モナコと同じ2:3になってしまうのでこんなことがおきています。

ちなみに、ポーランドも、上記二つに似ている国旗なので注意!

ポーランド↓縦横比率5:8

…なんか頭が痛くなってくる話ですね。

でも、似ている国ってこれだけではないんです。
・チャド、ルーマニア、アンドラ
・アイルランド、コートジボワール
・ニュージーランド、オーストラリア
・ニカラグア、エルサルバドル
           ・・・などなど

ギニア、マリ、カメルーン、セネガルの4か国の国旗なんて、
比べてみてみると、私はちょっとそれだけで頭がクラクラしてきます…(汗)

似ている理由もそれぞれ。歴史的背景に起因しているものだったり、デザインは似ているけど込められた意味はまるで違ったり、本当に様々。

国旗がなかなか覚えられないわけです。(←なんていうのは言い訳ですが(汗))

国旗ネタは避けられない!東京オリンピックは2020年!

東京オリンピックまであと1年を切りました。
オリンピックとなると、ニュースもその話題で持ち切りになります。
様々な国からの観光客も大勢くるでしょう。

応援するときに国旗を掲げたり、頬にフェイスペイントを塗ったり、衣装に国旗をつけたり…、盛り上がり方は色々あるでしょうが、
「あ、この国旗は●●だ」とか、
「あの国旗はどこだっけ?」なんて会話が老若男女問わず出てくると思うんです。

子どもに聞かれたとき、
国旗についてだって教えられる大人って素敵だと思いませんか?

いえ、教えるとまで言わなくても、
子どもと一緒になって調べてみることができれば
またそれも一つオリンピックの楽しみ方になるでしょう!

今回は、そんな 国旗 についてその特徴や成り立ち、時には歴史にまで焦点をあてて、子どもと一緒になって勉強できる本を紹介します!

『世界一おもしろい国旗の本』がおススメ!

本屋さんで手に取って、「これは是非紹介したい!」と思った一冊です。

世界の国旗について簡単に触れている本はありますが、
各国がどのような意味を込めて、また、どのような歴史の下で、このデザイン、この色、この配色にしたかまで一冊で包括的に、でも書くべきところは書いて突き詰めているものを見るのは、私はこの本が初めてでした。

子どもも読めるように書かれているので、(一部「歴史」が入ってきますが)難しすぎず、小学生中学年以降であれば一人で読んで楽しむこともできると思います。そして、大人でも面白いです
まさに、本のタイトル通り!

三色旗、二色旗、三日月、太陽の入った旗、動物が描かれた旗などにカテゴリー分けされています。
著者は外国の方なので、日本の国旗のところなんて、なるほどと思いながら、外国でもこう思われているのかぁと思う部分もありました。
絵も、ちょっととっつきやすくするようなかわいいもの(アニメ調とかではないです)になっています。

知らない情報満載だと思います。
でも、できれば知っておきたい情報の数々ですよ!

オリンピックが近づくと余計に、手元に置いておきたくなると思います☆

【私の読書メモ】子どもに読むタイミングとキーワード

子どもに読むタイミング・国や国旗に興味を持った時
・「デザインに意味を持たせられる」ということを伝えたい時
キーワード国旗、
国旗と国、
国旗と宗教、
国旗と歴史