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実話!出産直前に家族がインフルエンザにかかったら…

新生児の小さな手
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蒸し暑い日というよりも、涼しくて過ごしやすい日が増えてきた今日この頃、インフルエンザの予防接種が間もなく始まるから予約しなきゃなぁと思っています。今日は、いつか書こうと思っていたインフルエンザにまつわる出産ハプニングを書き留めておきます。

表題のハプニングがあったのは、私の3回目の出産(末っ子のケース)のときでした。

※これは今回のコロナ発生前(2019年)の内容です。
2020年10月時点で、東京都ではコロナ感染者数がまだ毎日約200人台で推移する日が続いていて、産院ではもっと警戒されているかもしれませんが、通常のインフルエンザでも病院の対応はなかなか厳しいものでした。

出産予定日が来たのに…お兄ちゃんがインフルエンザ発症!

1月。待ちに待った予定日がやってきました。今回は、子宮口と胎盤が近い(低置胎盤)かもとMRI検査をすることになったり、臨月前の外出先で、定期的な張りがきてびっくりしたり…。なんだかんだあったけれど、とうとう出産予定日だから、私も腹をくくって「もう生まれてきても大丈夫!」と思ったものの、何もないまま予定日の夜を迎えました。

当時3歳のお兄ちゃん:「ママ~、頭が痛い…。えーん えーん」

慌てて、おでこを触ると確実に熱がある温度。体温計で正確に測ると38.6度でした。

ま、まさかこれは…

「突然」の高熱。たしかに「時々咳はあった」けど、「鼻水の兆候はなかった」。これ、私の中で嫌な予感がしました。人にもウイルスのタイプにも体調にもよるんだとは思いますが、わが家でインフルエンザをするとき、大体がこの3拍子なんです(涙)

解熱剤を飲ませて、朝、かかりつけの小児科病院にいってみて再度計ると39.1度

検査の結果、お医者さんからも、
お母さん、インフルエンザの反応でました。インフルエンザで間違いないです。

当時3歳のお兄ちゃんの、インフルエンザA型感染が確定しました。
どうなるの?私…

ひえー、やっぱりかぁ(涙目)
インフルエンザの注射は家族全員やっていたのに…(涙)。

この日は、産婦人科受診予定だったのですが、小児科の玄関先から電話をしました。

「あの~、今日診察予定で、昨日が出産予定日だったチョコママですが、3歳のお兄ちゃんが今、インフルエンザ確定で…」

電話先で、受け答えしてくれた人の様子が変わりました。

看護師さんと話した結果、予定日前なら、来院を延期してほしいけれど、予定日は過ぎているので今日一度病院には来てほしい。ただし、病院裏口から入ってもらって、個室での対応にします、とのこと。
また、お母さん一人だけできてください。病院近くにきたら、看護師が案内するから、正面玄関からは入らないで、もう一度電話をください。そして、裏口で待っていてください。」

その後、病院前から電話をし、裏口から入れてもらって、普段はいらない狭い個室に案内されました。

看護師さんもお医者さんも、私も手の消毒をして、診察。

部屋の隅に置いてあった機械をいじったお医者さんが
「あれ、この機械、動かないな。他のを持ってきて」

と発言していたことから、たまに感染症にかかった人も来るけど、こんなケースは少ないんだろうなぁ、
と察しました。

赤ちゃんは、元気だということで一安心。

ただ、色々と今後の可能性についてお話がありました。

どきどきの10日間 自分も家族も感染したらダメ

新生児の小さな手
新生児の小さな手

話をまとめると、こんな感じでした。

1)インフルエンザの潜伏期間と発症期間などを考えて、発熱した日から数えて10日間経過し、かつ他の同居家族に何も症状がでなければ、同居家族全員に「感染のリスクなし」とみなすこと。それまでは制約が色々あること。

2)インフルエンザ発症した日(出産予定日当日)から数えて、10日間は、同居家族全員、感染している可能性があるので、病院内には入れないこと。但し、陣痛があれば、事前に連絡をもらった上で、私(出産する人)だけ来院すること。その場合のお見舞いや面会も、10日経たない感染者がいる同居家族はできないこと。

3)他にも感染した家族が出てきた場合、来院可能日は延びること。

4)10日間経たずに出産になった場合、病院としては、感染している可能性も疑うこと。そのため、院内感染を防ぐため、個室対応になるなど、その他、制約があるかもしれないこと。

5)私(出産する本人)は、タミフルを10個 (※後述) 出すので、一日に1個ずつ10日間飲んでほしいこと。また、入院荷物を「外来」まで運ぶ可能性があるパパも、タミフルを同様に飲んでほしいこと。これを飲んでくれているパパは、4個目以降は、「外来」までは入れること。但し、10日経過はしていないので、警戒解除とはならず、陣痛室や面会はパパでもできないこと。

※インフルエンザの治療薬として有名な「タミフル」は、、通常のインフルエンザ(大人)の治療薬としては、1日2個ずつ5日間にわたって飲むのが一般的です。ただ、1個ずつ飲むと、実は、「インフルエンザ予防薬」にもなるらしいことが今回分かりました!

完全解除は、①同居家族内に他に感染者が出ず、②薬10個を10日間かけて飲み切った時です。

ちなみに、妊娠中に行う尿検査の時も、使用トイレが指定されていて、使用後すぐに清掃が入る徹底ぶりでした。

抵抗力が弱まっているお母さんたちや、新生児たちがいるから当たり前で、当然なのですが、ちょっと「私が感染していることが確定したわけではなくても、こんなことになるんだ…」とびっくりしました。通院中のお母さんたちは、こういう対応をしてくれている産院って、安心感あると思います。

入院と出産 外の状況を察して、おなかで待っていてくれた赤ちゃん

なにはともあれ、私の場合、いつ出産になってもおかしくない時期から、「感染疑惑が晴れない10日間の病院できれば来ないでほしい」(←多分病院側は、そんな心境だったはず)と言われるような状況を乗り切り、無事に家族内で他の感染者を出すことなく、また産気づくこともなく10日経ちました!!

10日後も赤ちゃんはお腹の中で元気にしていてくれたようですが、予定日からすでに11日経っているので、促進剤出産をすることに。パパも立ち合いをして、無事にその日の夜に末っ子の次男を出産することができました(涙)。

厄介な時期が過ぎさるまで、おなかの中で待っていてくれてありがとう~~!!

どうか、この時期、妊婦さん本人も家族も、インフルエンザなんて罹患しませんように…!!
どこまで効果があったのかわかりませんが、インフルエンザの予防注射は受けておきましょう(笑)

トピック関連絵本の紹介①『かしの木の子もりうた』~やさしい歌の世代間連鎖にきゅんとなる

タイトル:『かしの木の子もりうた』

内容:かあさんには、いつもうたう定番の子守歌があった。あかちゃんの時はもちろん、大きくなってからもこの子守歌を子どもに歌い続けてきたかあさん。そのやさしい歌はしっかりと息子の心に伝わって、引き継がれていく。

時々無償に読みたくなる1冊で、手元に置いておきたくて、出会ったとき即購入した絵本です(笑)。

レビュー:私も子どもが大好きですし、いつも歌う子守歌があります。
子どもに読んでいて、思わず涙で声が詰まっちゃうほど、とても深い幸せに満ちた絵本
同時に、寂しさも押し寄せる
最初は、かあさん目線。生まれてすぐの0歳、2歳、8歳、ティーン、大人になって家を出た時…、そして、最後の方は息子目線に変わるところもとても自然。

2歳のところで、「なんてことなの、もう、いやだ」というシーンがありますが、2歳と言えば日本でも「魔の二歳児」なんて言われ方があるくらい、色々やってみたくなる子どものいたずら期です。
子どものことが大好きなかあさんですが思わずでたというこの言葉も、子育てしていたらリアルに思うことあります。

これからパパやママになる方
今お父さんやお母さん真っ最中の方
子育てに一区切りついた方
それぞれが違った楽しみ方ができるおススメの絵本です♪

トピック関連絵本の紹介②『みんなあかちゃんだった』~0歳~2歳までの成長が懐かしい

タイトル:『みんなあかちゃんだった』

内容:0歳~2歳に特化して、月齢をおってどんな成長をしていくか、可愛らしいイラストとともに紹介しています。2歳までの成長過程の図鑑のような使い方もできると思います。

レビュー:とってもかわいいイラストと、この月齢だとこういうことをするという可愛かったり、面白いエピソードが紹介されていて、成長過程の図鑑のようにも使えます。
わが家では、第一子の時は、パパママだけで楽しみましたが、新しく家族が増えるごとに、上の子ども達に、絵を見せながら
「6か月くらいでは、ヨダレぶちゅ~」をするって!
「9か月頃には階段あがっちゃうかもしれないって。階段前に柵しなきゃね。」
などとワイワイ末っ子の成長を楽しみにしたり、危ないことを絵を見せながら事前に教えてあげられるので、とても重宝している絵本でもあります。

第一子出産祝いとしてママにプレゼントして喜ばれたことも☆
現在0,1歳の子供育児中のパパママ(特に0歳児が可愛いから0歳パパママ)
子育てあるあるを思い出して楽しみたい方にもおススメです☆