ベネッセの進研ゼミ小学講座には、紙媒体もありますが、通常の受講費だけで「小学1,2年生向けのプログラミング学習コンテンツ」全てを受講できるのはチャレンジタッチだけです。
進研ゼミの公式ホームページでも、紹介されているのは一部のみ…。
今回、外部からはベールに包まれているチャレンジタッチの低学年向けプログラミング教育コンテンツ(アプリ)の全てを紹介し、2021年度から始まる新しいプログラミングのオプション教材についても触れていきます。
チャレンジタッチで小1からプログラミング教育
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小学校のプログラミング教育でよくある2大誤解!
今の大人が小学生時代にはなかった「プログラミング教育が小学生から始まる」と聞いて、どう教えればよいか不安に思う人も多いのではないでしょうか。
なにをかくそう、私も不安でした(笑)。
でも、2つの大きな誤解があったことと、ベネッセのプログラミング学習コンテンツを毎回楽しそうに受講しているわが子をみて、今では「小学校のプログラミングは怖くない!大丈夫」と思えるようになりました(^^)
小学校のプログラミング教育 2大誤解を解いていこう
小学校からプログラミングが始まるときいて不安に思っていましたが、まず大前提として、私はよくある2つの大きな誤解をしていました。
【誤解1】プログラミング言語を覚えないといけない!
【誤解2】プログラミングという教科ができる!
【小学校プログラミング教育の誤解①】プログラミング言語を覚えないといけない!
まず、私はプログラミングときいて、C言語とか、JavaScript等よくわからないなんらかの「プログラミング言語」を覚えるんだろうか・・・と漠然と思っていました。
でも、小学生では「プログラミング的思考」(後述のQ&A参照)を育成することが目的なので、私立校でよほどプログラミングに力を入れていない限りは、小学生段階で「プログラミング言語」を習得して使っていくようなことはまずないです。
【小学校プログラミング教育の誤解②】プログラミングという教科ができる!
私は最初、小学校にも国語や算数のように、「プログラミング」という新教科ができる、とよくある誤解をしていました。
プログラミングのような論理的な考え方が、各教科の中に組み込まれるだけで、「プログラミング」という教科が新しくできるわけではありません!
【国語】述語がどの主語にかかってくるかで、主語の行動が変わることを理解する
【算数】図形の角度の考え方が、プログラミングでも使われていることを知ったり、計算の考え方がプログラミングで利用されることに気づく。
教科×プログラミングは、チャレンジ/チャレンジタッチでも、用意されています。
チャレンジタッチの全プログラミングアプリの口コミ【1年生・2年生】
チャレンジタッチでは、小学校1年生や2年生といった低学年の頃から、標準受講費のみで受けられるプログラミング教育のコンテンツが色々用意されています。
プログラミング的な考え方だけではなく、情報をどう扱うかにまで配慮されている点が親としてとても嬉しいです。
今回は2020年現在、小学1,2年生の頃から受講できるチャレンジタッチのプログラミング教育のアプリを全て紹介していきます。
また、この項目の後半で登場する「プログラミングワールド」は、特に情報活用能力を育てるプログラミング教材です。
1,2年生向けにはアプリ内に更に3つのアプリ(「パソコンマスター」「インターネットじけんぼ」「コドモクリエイター」)があるので、それぞれ紹介します。
チャレンジタッチ口コミ「コラショとダンスでプログラミング」
「コラショとダンスでプログラミング」は、チャレンジタッチで小学1年生から配信されるプログラミングアプリの一つです。
進研ゼミ小学講座に人気キャラクター、コラショにダンスを教えるプログラミングをゲーム感覚を取り組めます。
最初に見本を見て、その後、お手本通りに「ジャンプ」「みぎ」「ひだり」「しゃがむ」などの動作ブロックを選択&ドラッグし、指定された枠内に並べることで、短いプログラミングをつくります。
娘は、変顔やアンパンマンのぬいぐるみの顔写真を取り込んで大笑いしていました(笑)
チャレンジタッチ口コミ「コラショのプログラミングロボ工場」
「コラショのプログラミングロボ工場」は、ロボット工場で部品を仕分ける短いプログラミングを通して、「もし●●なら、△△へ」というプログラミングの基本的な考え方の一つ、「条件分岐」を体験学習できるアプリです。
「もし~なら」の中に更に分岐を含める問題もあり、国語力や論理的に理解することが求められます。
チャレンジタッチ口コミ「プログラミングでたからさがし」
「きみがうごかす!プログラミングでたからさがし」は、チャレンジタッチ2年生8月号の郵送便(紙教材ではないチャレンジタッチを選択していも、たま~に郵送で届くものがあります)で届いた小さなブロック1つを使います。
このブロック(プログラミングたからばこのプロタ君)を、実際にこのアプリの画面上のマスをプログラミング通りに動かしていくゲームアプリ等、いくつかできるゲームがあります。
自分から見た左右と、プロタ君から見た左右や画面上に見える景色が違うことを理解することがこのアプリの目的です。
ちょっと苦戦したというのは、鋭いところをついているということ。「プログラミングに必要な考え方を少しずつ養わせる…」、チャレンジタッチもやるなぁと思いました。
チャレンジタッチ口コミ「プログラミングワールド」内の「パソコンマスター」
プログラミングワールド内にある「パソコンマスター」は、初めてでもパソコンをすぐ使えるように、「電源の入れ方」「マウスの使い方」「クリックやダブルクリックの操作」「ファイルの開き方や閉じ方」といった知っておきたい基本的操作を学べます。
小学1年生~6年生までを対象にしています。
「パソコンの電源を落とす時と、ファイルを閉じる時に押すボタンはそれぞれどれ?」「そもそもマウスってどれ?」「右クリックって何?」そんなパソコン初心者向けにまずおすすめしたいアプリです。
チャレンジタッチ口コミ「プログラミングワールド」内の「インターネットじけんぼ」
プログラミングワールド内にある「インターネットじけんぼ」は、小学1年生・2年生が、情報活用能力として欠かせない情報モラルを学べるアプリです。
低学年用、中学年用、高学年用に分かれていて、ゲームを通じてインターネット等で人に教えてはいけない情報があることや、保護者とのルールを守る大切さがわかるようになっています。
名前や住所を聞こうとする人だけを避けながら、道路を進むゲームです。
ボス戦やその後のテストでは、かなり具体的に、「〇×小学校の新しい先生だよ。住所教えて」「〇〇(友達)のパパだけど、君の家に電話したいから電話番号教えて」など言われたとき、どうするかを答えさせたりします。
チャレンジタッチ口コミ「プログラミングワールド」内の「コドモクリエイター」
プログラミングワールド内にある「コドモクリエイター」(小学1,2年生の低学年用)は、「情報収集して、自分で整理・分析し、情報を伝達する」ことに力を入れたアプリ教材です。
低学年用、中学年用、高学年用に分かれていて、ゆくゆくは、タイピングを含め、目的別の課題設定、情報収集や伝達などの情報活用能力(情報デザイン)を学べるようです。
1、2年生用では、依頼人の願いをかなえうクリエイターとして、パフェやメニューを作ります。
一つ一つ情報を整理する力と読解力は、低学年は勿論、大人でも下手したら間違えることも…(←経験者 笑)。プログラミング以前に論理的思考が鍛えられる非常に良いアプリです!
チャレンジタッチのプログラミング学習を補完するその他アプリ
チャレンジタッチには、アプリタイトルに「プログラミング」とはつかないものの、今後のプログラミング学習を支える土台として役立ちそうなアプリも多数あるので、一部を紹介します。
チャレンジタッチアプリ「あんごうクイズ!たからばこハンター」
チャレンジタッチ2年生で使うことができた「あんごうクイズ!たからばこハンター」は、今手元にある情報を元に論理的に考える力を養う「暗号解読」ゲームアプリです。
マークや数字を組み合わせて「たからばこ」を開けるための3~4個のマークや数字の組み合わせを見つけていきます。
どこに置けなかったかも印が付いて分かるので、一度何かを置いてみて、駄目なら他を試してみることを繰り返し、なるべく少ない回数の確認で、暗号解読となる組み合わせ発見を目指します。
「少ない手数で」を目指すと、より頭が鍛えられそうです(^^)。
チャレンジタッチアプリ「パズルでまちづくり!ずけいランド」
図形を回転させたり、反転させたり、ピースを組み合わせて形を作ったりと小学1年生があらためて図形の特徴を考えてみるきっかけづくりをしてくれます。(より高度になるのが、次に紹介する「センスをみがけ!ひらめき図形王」です。)
アプリ内では4つのゲーム(「かたちぴったりの森」「つみつみタワー」「くるくるれんがのまち」「ころころロボットこうじょう」)ができます。
「つみつみタワー」では、おてほんの図形をみながら、欠けている図形に必要な追加図形を選んでいきます。
チャレンジタッチアプリ「センスをみがけ!ひらめき図形王」
「センスをみがけ!ひらめき図形王」は、平面図形や立体図形を動かしながら、頭の中で図形を操作する力をつけることをねらいとするアプリです。
アプリ内では、幾つかの種類のゲーム(2020年11月小2現在は10種類で、他3つほど準備中の表示)ができるようになっています。
前述の「ずけいランド」より全体的に内容がぐっと難しくなります。
「なぞとき!ブロックシャドウ」では、ブロックを上から見た時と前から見た時の形をみて、実際の形がどんなものかを制限時間内に当てます。
「ピタッとタングラム」では、四角や三角、平行四辺形のパーツを画面上でクルクル回転させて、制限時間内に指定された全く違う形を作り出します。
図形もプログラミング学習で使われることが多いようなので、低学年の内から親しめるチャンスがあるのは嬉しいですね!
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チャレンジタッチのプログラミングアプリは、どこにある?
いざ、プログラミング教育コンテンツ(アプリ)を使ってみたいと思っても、トップページにも国語や算数といったメインレッスン画面にも「プログラミング」という文字は出てこないので、どこにあるか分からなくなる方も多いようです。
チャレンジタッチ(小1~3年生)の場合、
「ホーム画面」→「ひみつきち」→「たからばこ」の中に、各プログラミング教育コンテンツ(アプリ)がみつかります。
また、「プログラミングワールド」は、「ホーム画面」→「スペシャル」(小1,2年生だとホーム画面の左上の一角にあります)の中にあります。
一方、チャレンジタッチを利用していない紙教材の「チャレンジ」を受講者も、小3から「チャレンジウェブトップ」→「会員のかた」→「プログラミングワールド」にアクセスできるようです。(携帯やゲーム機からは2020年現在不可とのこと)
低学年向けプログラミング教材に関しては、チャレンジタッチの方が豊富ですが、紙教材のチャレンジ受講者向けに向けたものもあるようです。(2020年11月21日確認)
・小学1年生7月号でプログラミング的思考養成を目的としたボードゲーム(コラショのさきよみたからものハンター」のお届け
・小学2年の9~3月号の「わくわくサイエンスブック」では、プログラミング読み物の連載
チャレンジタッチの学年別プログラミングアプリ配信のタイミングは?
学年が切り替わった時にプログラミングアプリが追加されるわけではありません。
チャレンジタッチで、いつ、どんなプログラミングアプリが配信されるかは、気になるところだと思います。
2020年度の進研ゼミ、チャレンジ/チャレンジタッチのプログラミング教育コンテンツ(アプリ)の配信はベネッセの公式ホームページ(2020年3月時点)で下記のようなプログラミング教材一覧の表が掲載されていました。
なお、教材名や内容、配信時期、追加教材の配信の可能性もある旨もあわせて記載があり、実際に下記の表にはなかった「コラショのプログラミングロボ工場」が小学2年生(2020年度)で新しく追加配信されています。参考程度に
進研ゼミ プログラミングの有料オプション講座がスタート【2021年度~】
ベネッセの進研ゼミ小学講座で、通常の受講費内で学べる低学年のプログアミングアプリを紹介してきましたが、2021年4月から別途、有料オプションとして小学1年生~5年生を対象に、もっとプログラミングを学べる「プログラミング講座」が新しくスタートします。
動画授業で理解し、手を動かして実践するプログラミングレッスンができるようです。
・小学生専用設計
・一人でも学べる
・自宅のパソコンでも受講できる
・通常のレッスン同様に自動丸付け
・保護者向け活用報告メールが届く
・スターや努力賞ポイントももらえる!
プログラミング(オプション)講座受講料:
2900円(税込)/月【1年分一括払いの場合】
※2020年11月現在の料金
まとめ
ベネッセの進研ゼミでは、通常の受講費内で様々なプログラミング教育コンテンツ(アプリ)が用意されています。
チャレンジタッチは、低学年から、国語や算数、英語など他の勉強と併せてプログラミングもさせたい方には、とてもおすすめできる教材だと思っています。
チャレンジタッチ自体、2014年のサービス開始以降、一年のうちにもどんどん改善され、毎年追加されるコンテンツも少なくなくありません。
学年が上がるにつれ、プログラミング教材も充実していくので、今後ますます期待できそうですよ!
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