小さな子どもがいる家庭では、今や前後幼児乗せ可能な電動アシスト自転車を使っている方も多いのではないでしょうか。
先日、専門家にパンク修理を依頼したとき、鍵に関する耳より情報を聞きました。
自転車の鍵をなくしてしまったとき、どうすればよいでしょうか。
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【電動自転車の鍵紛失時の対処法①】スペアキーがあれば使う
最初、購入したときはスペアキーを含めて3本ほどいただいていたはずの鍵。スペアキーがまだ残っていれば是非使いましょう。一番簡単な解決方法です。
ただ、なくさないようにと思いつつ、お出かけ前にちょっと見当たらないとスペアキーを使うなどして、いつの間にかスペアキーが唯一の鍵となってつかっていませんか？
なにをかくそう私もいつの間にかスペアキーが本命の鍵になっています…（汗）。
既に、スペアキーに手をだしている方は、万が一の場合に備えて次の方法を検討しはじめてもよいかもしれません。
【電動自転車の鍵紛失時の対処法②】新しいスペアキーを注文する
皆さんがお使いの電動アシスト自転車はどこのメーカーのものでしょうか。
実は、日本の主要なメーカー（「パナソニック」「ブリジストン」「ヤマハ」）製の電動自転車であれば、鍵だけを再発注することができるそうです。
ただ、鍵を発注する際には、自転車の鍵についている鍵番号が必要だそう。保証書（盗品ではなく、買ったものだということの証明）とこの鍵番号さえ分かれば、1本1000円程度でスペアを作ってもらえます。購入店舗や、メーカーに問い合わせてみましょう。
ちなみに、パナソニックに関していえば、「2010年までのモデルでは保証書に自分で鍵番号を書き込む欄があり、2011年以降のモデルでは、保証書に新車時の鍵番号が記載されている」ようです。ご確認ください。
【電動自転車の鍵紛失時の対処法③】シリンダーごと交換する
「シリンダーってなに？」「鍵交換するだけなのになんでシリンダー？」って思う人もいるかもしれません。
自転車のサドル（お尻を載せる部分）を支えている軸（棒状）の部分がシリンダーなのですが、今お持ちの電動自転車をよく見てみてください。鍵穴がシリンダーについていないでしょうか。
これは、電動自転車の電気の源であるバッテリーを充電する際、取り外しで使用する時に使う鍵穴です。シリンダーの横にバッテリーが設置されていると思いますが、バッテリーを外す鍵穴自体は、シリンダーの方についています。
そう、電動アシスト自転車の鍵は、盗難防止に車輪についているだけではなくて、充電時のバッテリーの取り外しの時にも使いますよね。
そのため、通常の自転車のように、後輪についている鍵そのものを工具で壊したら使えるというものではないんです！
鍵がないと「電動」部分が充電できないため、ただの重たい自転車になってしまします！！
そして、このシリンダー交換は、スペアキー含む鍵セットの交換となり、費用が2万円程度かかってしまうとのことでした…。 これは痛い…。
【電動自転車の鍵紛失時の対処法④】ワンチャンあるとしたら…
購入元で、番号の記録が残っている可能性がないか確認することです。ただ、これも絶対残っている保証はありません。
また、電動自転車のメーカーや車種によりそうですが、鍵穴の方に鍵番号がついている可能性もあるかもしれません。鍵穴を解体してみる方法です。ただ、この方法は、修理屋さんから聞いた話ではなくて、他サイトでみつけた記事から推測したものです。鍵穴の方（バッテリー側）の一部を壊さないといけないですし、壊してもなにもかかれていない可能性もあります。壊した部分の修理代もかかります。下手するとシリンダー交換より高くなりますし、リスクは高いです。
また、自転車の修理専門業者さんによっては、その対応をしてくれないかもしれません。ただ、もしここに鍵番号が記載されていれば再修理代を支払ったとしても、シリンダーの2万円よりは安くなる可能性もあるかもしれないということで、ワンチャンあるとしたら…と書かせていただきました。自己責任でご判断ください。
【今からできる対策】突然やってくる電動自転車の鍵紛失に備えて
以上のことを踏まえて、今できる対策としては、ずばり今すぐ自転車の鍵番号を、自転車の保証書などにメモしておくことです。
今です。
いざというとき、想定外の出費を回避できますように…。
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