SwitchBotロックは、サムターンがついている自宅玄関ドアの内側に設置することで、ドアの施錠や解錠を鍵無しで、自宅外からでも簡単に操作できるアイテムです。
2023年2月現在、Amazonで税込1万2000円くらいで売っています。
SwitchBotロックの何が良いかって、外出先で自分が鍵をかけたか気になってしまううっかりさんにとっても、わが家のように小学生くらいまでの子どもがいる家庭でも、単純に鍵を解錠・施錠するこの機能がとっても優秀で重宝すると思ってます!
SwitchBotロックを1年間使った口コミ感想
SwitchBotロックを購入から1年以上使ってきた感想は、間違いなく「使いやすい!めちゃくちゃ便利になった!」です。
正直、ただ鍵を使わないだけ済むというで、こんなに玄関の出入りが楽なんだというのを思い知りました(笑)。
SwitchBotロックを鍵のつまみに被せるように設置しても、従来のようにつまんで鍵の開閉ができます。
(そして、つまみ部分は大きくて摘まみやすい!)
一方で注意点もあります。
SwitchBotロックで2つの「気を付けないといけないこと」と、「買ってよかったと思った理由」5つを順番に紹介します。
また、SwitchBotロックの指紋認証や暗証番号によるロック解除など、最新の情報も後半で紹介します。
気になる方は目次もざっと確認してみてくださいね。
SwitchBotロックを1年間使って感じた気を付けないといけないこと
さて、またSwitchBotロックの話に戻ります。
ここで、逆に1年間SwitchBotロックを使ってみて、気を付けないといけないなと感じたことも2点あったのでまとめます。
いずれにしても鍵は必ず念のために持ち歩くことを強くお勧めします。
いつも以上に、スマホの電池切れにも注意ですよ!
SwitchBotロックの電池切れに注意!寿命は約半年
まずは、SwitchBotロックには電池が内臓されているので、電池切れに注意しなければいけないことです。
使用されている電池は、「CR123A」x2個 です。
(購入時には電池2個もついていました)
替えの電池は、100円ショップでは売っていませんし、大型家電量販店やネット取り寄せが便利だと思います。
公式サイトでも電池寿命は約6か月と書かれていますし、実際それくらいで電池交換が必要です。
電池残量が20%を下回ると、スマホの解錠・施錠する操作画面にも電池残量が少なくなっているマークが出るので確認ができますし、12時間ごとに「SwitchBotロックの電池が少なくなっているので電池交換してください」という趣旨のプッシュ通知も届きます。
また、SwitchBotロック本体についているLED表示ランプも使用した瞬間に緑色に点灯(正常動作)ではなく赤色に点灯(低電力、デバイス作動に異常発生)になります。
それでも交換しない場合、自動施錠が一時停止になってしまいます。
SwitchBotロックの鍵が引っかかる!?開かなくなることがある件
ちょこ家では、SwitchBotロック2台を使っていますが、その内の1台で1年の間に2度、SwitchBotロックの鍵が何かに引っかかるのか急に解錠・施錠が出来なくなることがありました。
1度目は覚えていないのですが、2度目は、なぜか急に「解錠する方と逆方向にサムターンを回して解錠しようとした結果、回せなくてエラー表示になる」という感じでした。
エラーが出た場合、スマホ画面にエラーが表示されるので、その案内に従って再設定します。(約2,3分で直ります)
私はSwitchBotロックの設置そのものはパパさんに任せていたので、自分で再設定できるかちょっとドキドキしましたが、案内通りに作業すれば無事エラーを止めて正常動作するようにできました!
(作業は、指示通りサムターンを何度か回して、何が正常かをSwitchBotロック本体に再インプットさせるイメージです)
エラー期間は、1,2か月開けて同じスマートロック本体の方で起こりましたが、その後数か月エラーは起きていないので落ち着いたのかな…と思っています。
SwitchBotロックを買ってよかったと思った理由
では、注意点には留意した上で、実際に、SwitchBotロックを買ってよかったと思った5つの理由を紹介します。
①鍵を使わなくても、ドアを開ける手段ができた!
鍵穴って使用年数によってシリンダー内がゆがんだりするのか、「角度によっては鍵が回らなくて、最近ドアが開きにくくなった!」という経験がありませんか?
(一般的な玄関鍵の寿命は約10年程と言われているようです。)
でも、「玄関ドア鍵の交換で、2,3万かかった」なんて話を聞いたことがあります。
ちょこ家がSwitchBotロックを最初に使い始めたきっかけも、玄関に2か所ある鍵の内、一つが不具合なのか開けにくくなってしまったからです。
でも、このスマートロックを設置することでスマホで鍵を解錠出来るので、鍵穴に鍵を差し込む必要もなく継続して使えるようになりました!
②遠隔操作で鍵が開くので帰宅直前、買い物帰りは超便利!
仕事帰り、自宅が見えてきたあたりでぽちっと玄関の鍵を解錠したり、買物帰り、自宅近くの交差点で待っている間にポチっとスマホ操作で鍵を開けるとそのまますぐ自宅に入れます。
特に、両手がふさがっているときや、重い荷物を持っていて早く家に入りたい時は鍵を探す手間が省けるので便利です。
あまり遠いところから操作すると、逆に防犯上不安ですが…(笑)
③玄関鍵の閉め忘れを確認できる!
通勤や買い物のために家を出たあと、「あれ、玄関の鍵をちゃんと閉めたっけ?」と不安になって自宅に戻った経験はありませんか?
私はこれを何度もやってしまっていましたが、玄関ドアにSwitchBotロックを設置したら、現在の鍵の解錠・施錠の状態がスマホで確認できるようになりました!閉め忘れは、通知も届きます。
しかも、遠隔操作できるように設定しているので、万が一鍵を閉め忘れていたとしても、外出先から鍵を閉めたりできるので、うっかりさんにはとても便利な機能です。
④子どもの帰宅時間を「履歴」で確認できる
SwitchBotロック使用中の機能として、SwitchBotロックを取り付けている玄関ドアの開閉は、スマホに履歴が残ります。(スマホのSwitchBotロックの「履歴」画面から確認)
たとえ子どもに持たせている鍵でドアを開けたとしても、鍵の解錠があったことは変わらないので履歴は残ります。
また、副産物だと思いますが、玄関鍵の解錠時に鍵がかけられないまま暫く経つと、その旨、登録しているスマホに通知がくるようになっています。
(玄関ドア鍵のかけ忘れ、子どもはよくやりますよね…(汗))
たとえ、小学生の子どもの帰宅時間に外出していたとしても、いつドアが開いたかの記録が残るので、親としてはすごく安心です。
⑤SwitchBotシリーズは勢いがあるので、IoTやAI技術を使った「自宅のスマートホーム化」が楽しめる!
これは、ちょこ家の完全な自己満足ですが、ちょっと高いけど手が届かないわけではない金額で、自宅がどんどんスマートホーム化されていくのを実感できて楽しいです(笑)。
SwitchBot社は、「え、それ何!?ちょっと便利かも!」という製品を毎年どんどん世に送り出しているスマートホーム業界をけん引するメーカーです。
今、かなり勢いがあります。
このSwitchbotロックの他にも、指定した時間にカーテンやブラインドを自動で開閉してくれる「SwitchBotカーテン」と「SwitchBotブラインドポール」、遠隔操作で電気スイッチを操作できる「SwitchBotボット」、指定した時間に指定エリアの清掃開始し有名な「ル〇バ」よりもぐっと値段を抑えられる「SwitchBotロボット掃除機」など様々な種類が既に発売されています。
そして、このSwitchBotシリーズは、専用のSwitchBotハブミニと併せて使うことで、音声対応できるアレクサに対応させることができたり、遠隔操作できるようになりますし、シリーズ製品の操作やアップデート状態、電池残量の確認を手持ちのスマホのアプリで確認できるのもとっても便利で優秀だと思います。
SwitchBotロックの内容物と使い方
ここで紹介する内容物は、Switchbotロック本体を購入してきた時についてきたものです。
ちょこ家では、他にもSwitchBot製品が多数あるので、SwitchBotロックを遠隔操作するのに必要なミニハブも既に持っていたので、ミニハブについては割愛させていただきます。
①SwitchBotロック(電池つき) 本体
②サムターンアダプター(3種類)
③プラスドライバー
④予備両面テープ
⑤予備ネジ
⑥クリーニングティッシュ
⑦取り扱い説明書
⑧磁石
⑨SwitchBotタグ ×3枚
⑩円形テープ ×6枚
⑪SwitchBotのSNS、困った時のサポート先紹介のカード
SwitchBotロックの本体を構成する内容物は①の本体と、②のサムターンアダプター(3種のうち自宅の玄関ドアに合うものを選んで一つ使う)です。
SwitchBotロックの設置過程でドライバーが必要になりますが、ピッタリ合うドライバー(③)までセットになっています。
⑥のクリーニングティッシュは、取り付けるドア表面を綺麗にするためです。
⑧の磁石を使うと、より正確にSwitchBotロック本体が解錠、施錠を判別できるようになります。
⑨のSwitchBotタグにデータを書き込んで、玄関ドアに貼っておけば、ICチップを使って非接触でスマホを近づけるだけで解錠、施錠することもできます。
⑩の円形テープは⑨のSwitchBotタグに書き込んだものをメモしておくのに使えるようです。
SwitchBotロックの設置取り付けはシンプルで簡単
SwitchBotロックは、スマホなどによる操作に応じて、サムターンがついている自宅玄関ドアの内側のつまみ部分を人の代わりにSwitchBotロック本体がつまみを回し、ドアの施錠や解錠を行ってくれます。
同梱されている3種類異なるくぼみのある「サムターンアダプター」(内容物②)の中から、適合するものを選び、「SwitchBotロック本体」(内容物②)に取り付け、最終的につまみを挟み込むようにしてドアに設置します。
つまみの動かし方も、SwitchBotロックの動きもシンプルです。
ドライバーや替えのテープも同梱されていますし、手順通りにすれば簡単な方だと思います。
設置方法はアナログ的だなという印象を持ったのですが、だからこそ自分が今何をしているか理解もしやすいです。
設置の説明書自体は同梱されていますし、公式ホームページや公式Youtubeでも公開されているので、ここでは設置手順の詳細は割愛し、適合するサムターンのドアのつまみや使用できる環境について製品仕様をまとめます。
SwitchBotロックの製品仕様
SwitchBotロックの製品仕様を下記の表にまとめました。(2023年2月9日確認済)
今後変わらないとは言いきれないので、購入の際は、購入予定品の仕様を再度確かめることをおすすめします。
色 | ブラック/シルバー |
材料 | PC+ABS |
本体寸法 | 111.6 x 59 x 73.2mm |
本体重量 | 253g(電池含む) |
電池 | CR123A x 2 |
電池寿命 | 約6か月 |
使用環境 | 屋内のみ |
スマートフォンへの対応OS | iOS11.0+、Android5.0+ |
通信方法 | Bluetooth5.0 |
Apple Watchへの対応 | Apple Watch Series2あるいはそれ以降の機種:WatchOS 4.0+ |
SwitchBotタグが対応できるスマホOS | iPhone(iPhoneXRおよびiPhoneXR以降の機種):iOS13.0+ Android(NFC機能付):Android5.0+ |
動作温度 | -10℃~45℃ |
相対動作温度 | 10%~90% |
SwitchBotロックのサムターンアダプターの対応可能サイズ
SwitchBotロックのサムターンアダプターは3種類梱包されていますが、一番近いものを付けます。(2023年2月9日確認済)
つまみの長さ | 23-42mm |
つまみの厚さ | 2-13.5mm |
つまみの台座直径 | ≦56mm |
つまみ中央からドア枠までの必要距離 | 40mm≦ |
台座からつまみの頂点までの高さ | 10-56mm |
つまみ部分の高さ | 5mm≦ |
つまみ中心点からハンドルまでの距離 | 80mm≦ |
鍵周辺のスペース(つまみ台座等に隣接した場所) | 56mm x 60mm |
SwitchBotロックの対応可能ロックの型番
SwitchBotロックが対応できるロック型番は、公式HPでも確認できます。
2023年2月に確認にした時点で【対応可能なロック型番】を表にまとめました。
中には、備考で書いたように専用のアタッチメントや補助があれば使えるタイプもあるようです。必要な方は、公式HPの方をしっかりご確認ください。
【SwitchBotロック】対応可能ロックの型番一覧(2023年2月時点)
メーカー | 製品型番 | 備考 |
MIWA製BH/DZ | MIWA製BH/DZ | |
MIWA製B5 | ||
MIWA製U1 | 要専用アタッチメント | |
MIWA製NDR/NDZ | 要専用アタッチメント | |
MIWA製75PM握り玉タイプ | 要専用アタッチメント | |
MIWA製75PMハンドルタイプ | ||
MIWA製85RA | 要高さ補助パーツ | |
GOAL | TME | |
TMK | ||
MH | 要高さ補助パーツ | |
MX | 要高さ補助パーツ | |
LIXIL TOSTEM | LIXIL TOSTEM | |
LIXIL TOSTEM ジエスタ2 GIESTA2 | 要専用アタッチメント | |
SHOWA | SHOWA7680KJ | 要専用アタッチメント |
アメリカン式サムターン | アメリカン式サムターン | 公式HPにて要相談 |
PATANTE パタンテ | PATANTE パタンテ |
SwitchBotロックの特殊サムターン用アダプターの販売について(別料金)MIWA製75PM/SHOWA製516
SwitchBotロックでは、特殊サムターンの「MIWA製75PM」「SHOWA製516」などに使用できる特殊サムターンホールダーを別料金で販売しているようです。
2023年2月現在、一般的には出回っていないようなので、必要な方はやはりSwitchBot公式ホームページをチェックしてみてください。
SwitchBotロックの磁石の意味は?無しでも動作します!
SwitchBotロック購入時に梱包されている磁石については、同梱の紙の説明書には設置方法を含めて書かれていません。
公式HPによると、磁石の設置場所については、SwitchBotロックのドア枠(内側)のようです。
サラッと読み飛ばしている方、ドアの枠の方ですよ!
ドアを閉めた状態で、スイッチボット本体との水平距離が30㎜以内になるドア枠に設置し、60秒間押さえつけるようです。(公式HPより)
本記事作成時点で、用途に関する公式な記述を見つけることは出来なかったのですが、磁石ということなので、ドアの開閉をより正確に把握してくれるのだと推測します。
ちなみに、使用しないとSwitchBotロックが使えないわけではありません。
わが家では小さな子どもがいたこともあり、誤飲事故防止のため、子どもの手が届く範囲に磁石を置きたくなかったので、使用しないままでしたが1年経ちました。
その結果、全く不自由は感じていないので、SwitchBotロックは磁石が無しでも動作することはここに書いておきます(笑)。
SwitchBotロックが落ちる!?玄関でドアに引っ掛けないように注意!
「SwitchBotロックの本体が落ちてしまう」場合は、予備両面テープ(内容物④)もありますし、落ちないよう再度付け直しになります。
スリーエム(3M)社の両面テープを採用しているようですが、ここの両面テープはとても性能が良いです!
文房具として別売りもしていますし、もう少し量が欲しい場合はチェックしてみてください。
ちなみに、玄関ドアを出入りする時、SwitchBotロック本体にぶつかったり、何かを引っかけてしまうと粘着力は弱くなって落ちてしまうかもしれないので注意しましょう。
SwitchBotロックは音声操作も可能(アレクサ、グーグルホーム、Siri)
SwitchBotロックは、鍵の解錠、施錠を音声操作することもできます。
音声操作するにはSwitchBotハブミニが必要です。
家の中にいる時に来客があったとして、室内のアレクサやグーグルホームを使って
「アレクサ、玄関のドアの鍵を開けて」とか「ロックして」と言ってドアが開閉されるならやっぱり便利ですね。
SwitchBotロックはNFC対応も可能
SwitchBotロックはNFC対応(近距離無線通信)していて、ICチップを使って非接触でスマホを近づけるだけで解錠、施錠できるように設定できます。
ドアの表側にSwitchBotタグをつけないといけないこと(見た目問題)もありますが、ちょこ家の場合、自宅が見えてきた時にスマホで遠隔操作する方が一瞬の待ち時間もなくスムーズに入れるので、設定していません(笑)。
使用しないといけないものではないので、好みや生活スタイルによりますね。
SwitchBotロックに指紋認証パッドも併せると、指紋や暗証番号でも解錠可能!【2023年最新】
SwitchBotロックに「SwitchBot指紋認証パッド」も併せて設置すると、家族の指紋や暗証番号で玄関ドアの鍵の解錠、施錠が可能になります。
既存のドア鍵を交換する必要もなく、追加するだけで指紋認証や暗証番号でロック解除ができれば、テンションが上がりそうです。
セキュリティとしても設定した人しか使えないなら安心ですね。
SwitchBotロック+指紋認証パッド+SwitchBotハブミニというセットも販売されているので、興味ある方は必見です!
SwitchBotロックに電池式屋外カメラを付けたセットもある!【2023年最新】
近年、SwitchBotはシリーズがどんどん増えていますが、ついに、配線工事不要の電池式屋外カメラも販売開始しているようですね。
SwitchBotロックに指紋認証パッドを付けて、屋外カメラまで付けられるとなると、玄関周りの防犯効果や快適性はかなり充実しそうです!
まとめ
ここまで読んでいただいて有難うございmす。
SwitchBotシリーズを色々持っていて、徐々にあちこちスマートホーム化しているちょこ家ですが、一番日常使いしていて、一番電池を切らせたくないと思うのはこの玄関の鍵、SwitchBotロックです。
そして、SwitchBotシリーズが初めてなら、ハブミニ(=スマートリモコン)も併せて購入することをおすすめします。SwitchBotロックしか使わないとしても、遠隔操作やSiriによる音声コントロールなど便利だと思います。