学びに関する考え方

テレビゲームもプログラミング教育のきっかけに紐づける!

スーパーマリオワールド

「テレビゲームを幼児を含む自分の子どもに解禁した」なんていうと、「なんてけしからん!」という声が聞こえてきそうです(汗)。

昨今は、ゲームは夢中になりすぎてしまうため、「視力低下」「学力低下」「運動能力低下」なんていうデメリットが多く聞こえてきます。

それはそうでしょう。夢中になりすぎるほど面白いのであれば、やりすぎると他の活動に回す時間もなくなり結果、「視力低下」「学力低下」「運動能力低下」につながるというのは容易に想像がつきます。

もちろん、条件付きですよっ!むやみやたらと、というわけではありません!が、わが家では小1、年少(4歳)、0歳の子どもがいますが、この度9月から上二人のゲームを解禁しました。

一体なぜか。親として、狙いがありました。

幼児期の子どもにゲームをさせてこなかった3つの理由

私もパパもゲームは好きな方です。 いままでもゲーム機自体は家にあったものの、これは親用です。基本的に子どもの前ではプレイしていません。ゲーム画面の設定も操作方法も教えていなければ、ゲームの話を子どもの前ですることもまずありませんでした。

大きくわけて理由は3つあります。

 子どもたちの貴重な時間を奪うから

理由は3つといいましたが、なんといってもこれが一番大きな理由です!!声を大にしていいます。

幼少期や小学生の子どもは、読書、言語能力の向上、健康な体づくり、思考や人間関係、知的好奇心の探求…等々、とにかくた~~くさん体験したり、伸ばしたり、覚えてほしいこともあります。やってほしいことは、ゲーム以外に山とあるから正直、ゲームなんかさせる時間は本来これっぽっちもないんです(笑)。「学力低下」や「運動能力低下」はゲーム活動時間が増えるので、相対的に減ってしまうため起こるのでしょう。

② 楽しいからこそ、時間配分の管理が難しい

大人にとっても楽しい時間はあっという間です。子どもならなおさらでしょう。
ただでさえイヤイヤ期だったりもするのに、子どもが「もっと続けたい」という自分の欲求を我慢をすることって難しいし、付き合う大人も疲れてしまいます。

③ 視力に悪い

ゲームと視力低下は、必ずしも起こるものではないのですが、他方で長時間、ゲーム画面のような光の点滅を見続けると眼精疲労になりやすいといわれています。私自身、眼鏡をかけているので、この「眼鏡」の不便さを子どもには味わわせたくないということもあります。また、子どもの目は視力が変わりやすいので、この時期にゲーム画面のようなものを長時間見続けることに反対だからです。

子どもにゲームを解禁した理由と2つの親の狙い-プログラミング教育やIT社会を見据えて

そんな中でゲームを解禁した理由には、親の狙いが隠れています。それは何でしょうか。

① 2020年から始まる小学校の「プログラミング教育」と、その先のIT社会への興味を持ってもらうこと

今の子ども達はデジタル世代です。スマホやパソコン、ゲームもですが、電車内や車の中のカーナビやテレビ、買い物に行っても店内外の商品ごとの価格表示までデジタル表示されているところもあります。

2017年に公示された小学校の新学習指導要領では、下記のようなことをいっています。

➢ 小学校においては、文字入力など基本的な操作を習得、新たにプログラミング的思考を育成

各教科等の特質に応じて、児童がコンピュータで文字を入力するなどの学習の基盤として必要となる情報手段の基本的な操作を 習得するための学習活動や、プログラミングを体験しながらコンピュータに意図した処理を行わせるために必要な論理的思考力 を身に付けるための学習活動を計画的に実施することを明記。【総則】

文部科学省 新学習指導要領のポイント より(PDF)

ただ、ここでいう小学校で行う「プログラミング的思考」は一般的に想像するような「プログラミング」ではなく、「パソコンやタブレットというICT(情報通信技術)に触れて、自分で検索キーワードを入力し、適切に情報を検索に活用しながら学びにつなげていこう」というような趣旨のものです。

小学生になれば文字習います。文字をを覚えれば、子どもも自分で「検索」できるようになっていくでしょう。

わが家の場合、ここにもう少し踏み込んだ形で

テレビゲームを通しながら、「Aのぼたんを押すとジャンプする。ただ、ずっとジャンプしたまま戻ってこないとおかしいことになるので、ジャンプした後、1秒後くらいに地面に戻ってくるように設定されているみたいだね。」というようなゲームをプログラミングする際の設定について教えたり、考えたりする機会を作っています。

また、自分でコントローラーを動かして、自分の動きに合わせて反応するようになっている画面のキャラクターの存在を体感して、その面白さも発見してほしいと思ったからです。

じつは、子育ての中でやってみたいと思っていることの一つに、

「小学生のうちに、簡単なゲームなり、アプリをプログラミングさせてみる」というのがあります。

中学生だと忙しいですからね(汗)。

② 「スーパーマリオワールド」の単純な世界から、まずは実際に体験してみてほしかったから

 「将来はゲームデザイナーになってほしい」などと考えているわけではないのですが、(株)野村総合研究所と英国オックスフォード大学の研究結果から、 将来「日本の労働人口の約49%が就いている職業において、機械に代替可能との試算結果 」も出ており、総務省の情報通信白書(平成30年版)にも記載されています。「人工知能に職を奪われる!」と当時騒がれたのはまだ記憶に新しいと思います。

そんなまだ見ぬ、想像できない社会を不安に思いつつも、前向きに向き合っていってほしいという願いから、「ゲーム」を使おうと思いました。

新しいゲームは、テレビゲームにもスマホゲームもパソコンゲームも今では数えきれないほど発表されているゲーム業界です。画像も綺麗で、映画のようなものも多数あります。持ち運べるものも多いです。

そんな中でも、未だに根強い人気があるマリオシリーズの「スーパーマリオワールド(ミニスーパーファミコン)」に狙いを定めました。私やパパさんも世代だったので昔やったことがあるのですが、複雑な操作も少なく、小さい子でも比較的始めやすいというものもあります。

最近流行りの「小学生がプログラミングで作ったゲーム」などに通じ側面もあるシンプルなゲームだと思います。

「自分を楽しませるこれは何か」「他人とも共有できるのはなぜか」ものづくりに通じる何かを感じてもらえたら、と思っています。

わが家のルール

正直に言えば、小1の長女にはまぁそろそろ許可しても良いかなという時期かもしれませんが、4歳児にはまだ少し早いと思っています(0歳児には当然与えるのが早すぎなので、画面は見せません!)

80%は、「お姉ちゃんがやるなら、4歳児だって同じようにやりたがるから」です。ただ、兄弟で共有できる思い出が増えるといいな、と(仕方ないので、ちょっと無理やりですが(汗w))プラスに考えました!

そこで、ルールは次のようにしています。

① 「スーパーマリオワールド」のみ。むやみやたらに、なんでも与えるわけではありません。
  (また、持ち運べるものではなくて、据え置きタイプで親が時間把握しやすいようにしています。)

② 小1長女が宿題や時間割、習い事の練習など「やらないといけないこと」を全て終えていること
  また、夕食やお風呂、歯磨きが終わっていること。

③ どんなに遅くても20時には電源を消すこと

④ 2人プレイでもトータル1時間はやりすぎなこと30分で目を少し休める時間を作ること。

です。

習い事がある日や、宿題が終わってない日の夕方は時間が全くないので、実際は、平日は週1回できるかできないかといったところです。

また、「もっとやりたい~!!」と大騒ぎすることはありますが、寝る時間、絵本の時間があるので、ここで終わりにします。

子どもが工夫し出した「ゲーム外の時間」の遊びの変化

平日は週1回できるかできないかなので、「マリオのユニークな世界観」に惹かれた子ども達は、自分でアナログな遊びを考えだしました。

小1のお姉ちゃんがマリオのキャラクターを描いて割りばしの先に貼り付け、ペープサート(紙人形劇)としてシルバニアの家に登場させて遊んだり、コピー用紙をテープでつないで、独自の長いコースをああしよう、こうしようと相談して作りだしました。ワイワイと2人で楽しそうに遊んだりしています。

マリオのコースとペープサート-小1作品
マリオのコースとペープサート(小1作品)

さらに、誰に言われるわけでもなく、 「みんなこういうの、ほしいかなあ」と お誕生日用にポップアップカードも作りました。

マリオとテレサのポップアップ誕生日カード-小1作品
マリオとテレサのポップアップ誕生日カード(小1作品)

また、4歳児の弟も外遊びの時間も、ちょっとした段差をマリオごっこしながら飛んだり跳ねたりして遊んだり、マリオみたいでしょといって全速力で走り回ったりしているのをみるとホッとします(笑)。

マリオから派生した実世界での遊びですが、そして、こういう瞬間につながっていくのは、子どもらしくていいねとパパと話しています。

マリオがきっかけですが、子どもの独特な(健全な)遊びの創造を繰り広げてほしいなと思っています。

ゲームの絵本の紹介 『ゲームの中に入っちゃった!』作:菅剛史

タイトル:『ゲームの中に入っちゃった!』

ゲーム繋がりで、こんな絵本を紹介します。
どちらかというと子どもの教育上はネガティブに捉えられていて、親に嫌われがちなテレビゲーム。
そんな、テレビゲームの絵本なんて珍しいですよね。
作者は、テレビ番組制作者として有名な菅剛史さん。フジテレビCS放送の人気ゲームバラエティー番組『ゲームセンターCX』のプロデューサーでもあり、その中で、”天の声”として有野課長と楽しいゲームトークで視聴者を楽しませてくれています。そんな菅さんが、出版した絵本です。その名も『ゲームの中に入っちゃった!』 興味ある方はチェックです☆

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