わが家は進研ゼミ小学講座をチャレンジタッチ(タブレット)で受講しています。
紙教材で届く有料オプション教材「国語算数発展ワーク」の内容がなかなか面白くて、手ごたえのある発展問題だったので、ブログで紹介します(^^)
娘に引き続き、来年は息子も!
\わが家は兄弟で受講開始予定です^^/
進研ゼミ小学講座「国語算数発展ワーク」受講きっかけ
娘が進研ゼミチャレンジタッチを小学校1年生から始めた時、とにかく親子ともにやる気溢れていました!
「オプション教材」も高い物でないなら1年分やってみよう!と1年分受講を申し込んだことが、今回発展ワークを詳しく知ることになったきっかけです(笑)。
進研ゼミ小学講座「国語算数発展ワーク」とは
進研ゼミ小学講座「国語算数発展ワーク」は、「もっと!挑戦シリーズ」に位置付けられています。
小学校1年生~4年生までを対象にした有料オプションの紙教材です。
1年間に4回(春号・夏号・秋号・冬号)発行されていて、内容は国語と算数に特化していて、ワークがかかげる通り「発想力や思考力、表現力を鍛える」挑戦が求められる問題が並びます。
今回、ブログにまとめていて知ったのですが、ベネッセの公式ホームページによると「国語算数発展ワークは進研ゼミ小学講座を受講していなくても受講できる※」ようです。
国語と算数は見開きで各12回分ずつあり、目安として1回約15分かかるとされています。
進研ゼミ小学講座「国語算数発展ワーク」の有料オプション料金
【1・2年生向け】 各817円(税込)
【3・4年生向け】 各1,027円(税込)
(2021年7月時点の料金)
進研ゼミ小学講座「国語算数発展ワーク」は送料は不要で、1号だけの試してみることも可能です。
また、「国語算数発展ワーク」の料金は、2021年7月時点で1,2年生用が税込817円なので、年間(4冊)だと3,268円です。3,4年生用でも、年間で4,108円です。
ここでは書きませんが、同じく進研ゼミ小学講座のオプション教材「考える力・プラス講座」だと、1年生向けの年間払いでもひと月換算して2,403円(6年生用になると4,268円)の追加費用が発生するようなので、最初の金銭的敷居が低いのも有難いですね。
進研ゼミ小学講座「国語算数発展ワーク」の問題切り口が面白い!【内容を紹介】
「国語算数発展ワーク」は、基本的単元内容を理解していることが大前提です。
少なくともチャレンジタッチでいうところの「メインレッスン」にあたる部分は終わらせて、学校で習った知識がベースにある状態で、それを使いこなす問題が登場します。
「応用力養成カリキュラム」という位置づけのようです。
各ページで、出題意図を考えると「あ~、なるほどね!面白い!」というものが多いですよ!
国語算数発展ワーク(1年生・春号)の内容と感想
国語のねらい(春号) | 語い力を伸ばす |
算数のねらい(春号) | ひらめき、直観力を伸ばす |
小学校1年生向けの国語算数発展ワークの国語は、写真(↑)のような言葉の分類明けをするような問題の他、文章問題や自分の名前を含む自己紹介を文章で記述式問題も登場します。
進研ゼミ小学講座をチャレンジタッチで受講している場合、「文字を鉛筆で書いて、自分の文字として残す」ことは不足しがちです。(一部を除いて、子どもがチャレンジタッチタブレットで書いた文字が最終的にお手本のような文字に変換されることが多いため。)
記述式も遠慮なく出てくるワークは、子どもにとっては面倒くさいかもしれませんが、親として「これは良いな」と思っちゃいました(笑)。
この写真の算数問題は、大人の私も今まで考えたことが無い問題でした(笑)。もしかしたら、小学校受験を勉強していたら出てくる問題かもしれませんが、「へぇ~、このひもの切り方にこんなルールがあったのかぁ!」と感心しちゃいました!
小1発展ワーク(春号)算数では、10までの足し算引き算の考え方を前提に、数の分類、数の並び方のルールの発見と応用、たし算や引き算の虫食い問題や文章問題など、色々な形式の問題が出てきます。
国語算数発展ワーク(1年生・夏号)の内容と感想
国語のねらい(夏号) | 論理的表現力を伸ばす |
算数のねらい(夏号) | 類推して解く力を伸ばす |
国語算数発展ワーク・小1夏号では、「作文」がテーマの一つになります。
小学1年生の発展ワークには、「夏休み作文ガイド」という別冊もついてきます。
実際の作文の構成方法は1つではありませんが、よく使われる段落分けや作文の構成も繰り返し出題されていて、まずはこれを覚えてほしいという作文の基本パターンを学習できると思います!
夏号の算数では、積み上げた積み木の数(見えない部分含む)を数えたり、計算パズルを完成させたり、文章問題を解いたり、カードや指定された単語を使って文章問題を子ども自身で作ったりする問題が多くありました。
一般的な「2+4=」の式より=「2+●=6」だと最初難しいようでした。やっぱり学校で習う範囲のものを超えて、「応用」問題なんだなという印象を受けました。
国語算数発展ワーク(1年生・秋号)の内容と感想
国語のねらい(秋号) | 読解力を伸ばす |
算数のねらい(秋号) | 条件にあうものを選ぶ力を伸ばす |
国語算数発展ワークの国語(小1・秋号)では、12回分ある国語学習のうち、6回が物語や説明文を読んで起こった事、説明していることについて答える「読解」問題でした。(ちなみに、春号・冬号の読解力問題は4回分、夏号は2回分/全12回分です)
小学一年生にとって、文章を読むのは結構大変だと思いますが、自分が学校で使っている教科書以外の題材を使って、自分で考えてみる機会があるのは応用にもいいだろうなと感じました。
子どもが課題文を読むのを嫌がって進まない時は、親が文章部分だけ読んだりして進めました(笑)
図形も見る場所によって、見え方が全然違います。前と上から見た図に合う図形の形を選ぶ写真のような問題のほか、計算した答えに+1したり-1する決まりを発見してどんどん解いていく問題、文章問題もありました。
国語算数発展ワーク(1年生・冬号)の内容と感想
国語のねらい(冬号) | 論理的表現力、読解力を伸ばす |
算数のねらい(冬号) | 問題の構造を捉える力を伸ばす |
一年間の集大成となる発展ワークの国語ですが、読解力問題や論理的思考力問題(写真)のほか、作文の中身を実際に書いてみる問題が4回にわたって出題されます。
学校で使うものや校庭にあるものを思い出して、紹介する文章をつくります。記述問題がいつも以上に多い印象です。
国語算数発展ワークの算数は、集大成の最後の問題で「問題の構造を図に表して決まり」を見つけます。
1本道に木がなん本があるとき、その木と木の間に花を一本ずつうえます。木が11本のとき、花はなん本いるでしょう。
(進研ゼミ小学講座 国語算数発展ワーク 小1冬号p33ページ)
これは、文章だけだと子どもも意味が分かりませんでした(^^)。
絵に描いて図にしてみることを促してくれて初めて、聞かれていることをイメージできました。
次の問題で「池の周りに並べた場合」も登場し、問題を比較することで更に理解も高まったようです。
とても良問だと思います。
進研ゼミ小学講座「国語算数発展ワーク」監修者を知ると「発展ワーク」の難易度の高さに納得
1年間を通して受講してみて、進研ゼミ小学講座「国語算数発展ワーク」は、結構難易度が高く、確かに「これは発展ワーク!」だと思える内容でした。
小学1年生の国語算数発展ワークを監修しているのは、(国語)市毛勝雄氏と(算数)中村享史氏の2名で、高度な内容に納得の経歴を持っている先生でした。
監修者 | 経歴 | 監修・編・著書 |
【国語担当】 市毛勝雄 | 元埼玉大学名誉教授 元日本言語技術教育学会理事 元早稲田大学教育学部大学院教授 ➡小中学生を対象に「論理的思考力・表現力を育てる」教材製作 | 『国語力を育てる言語技術教育入門 (21世紀型授業づくり) 』 『日本言語技術教科書』 『論理的思考力を育てるドリル』 『進んだ子のための国語科発展学習ワークシート』 |
【算数担当】 中村享史 | 元山梨大学大学院教授 元日本数学教育学会所属 ➡発展ワークでは、算数の応用力の柱を養う問題をバランス良く編集 | 『算数&数学ビジュアル図鑑』 『つまずき撃退!補充学習シート』 『数学的な思考力・表現力を伸ばす算数授業』 |
お二人とも、子どもへの国語や算数の教え方を大学で研究されてきた方々だったんですね(^^)
著書に興味を持った方はコチラも確認してみてくださいね♪
\市毛勝雄氏が関わっている本/
\中村享史氏が関わっている本/
進研ゼミ小学講座の有料オプション「国語算数発展ワーク」をおすすめしたい人
以上、国語算数発展ワークは、各教科12回からなる年4回発行の発展的問題を取り扱っているワークドリルですが、やはり向き不向きがあります。
国語算数発展ワーク(有料オプション)を特におすすめしたい人①:国語好き・算数好きな子
「好きこそモノの上手なれ」といいますよね!
国語や算数の問題を解くことがすきな子どもにはおすすめです!
新しい視点を与えることが出来ると思います!
国語算数発展ワーク(有料オプション)を特におすすめしたい人②:通常の進研ゼミにお手頃価格で教材をプラスしたい人
市販のドリルと変わらないようなお手頃値段(800円~1000円前後)で、進研ゼミ小学講座のメイン教材より少し難しい応用問題ばかり取り揃えているので、応用問題をもっとプラスしたい人には互換性もあって良い教材だと思います!
メイン教材では物足りない人にはうってつけです(^^)
国語算数発展ワーク(有料オプション)を特におすすめしたい人③:親にサポートできる時間がある人
国語算数発展ワークは、正直子ども一人でやるには難しいです。問題の意味そのものが理解できない可能性が高いです。
親がそばにいて、ちょっと説明をしたり、一緒にサポートできる時間がある人ならこの有料オプション教材もおすすめです。
【わが家の発展ワーク事情と効果】娘が始めて、息子が続けたこと
実は、わが家でも娘が全ページのワークに取り組んだのは最初の春号だけでした。
理由は、「少し切り口が違っていた発展ワークに、サクサク解けない難しさを感じてしまったこと」だと思っています。
(ちなみに、2021年度に小3になった娘ですが、小1も小2も小3でも、学校で習う算数は常に好成績で、学校のクラス別授業でもトップです。でも当時、応用問題を楽しむ段階にはなっていませんでした。)
代わりに、この発展ワークに喜んで取り組んだのは3学年下の計算問題好きな弟です。(2021年度時点で年長。
➡本人が楽しんでいるこどもちゃれんじの思考力特化コースの口コミレビュー記事はこちら)
姉がやり残していた部分の中から、弟が特に算数を楽しんで「どういう意味?」「あ、こういうこと?」と親のサポートの元でやりたがったので、時間があるときに1,2年かけて一緒にやりました。
発展ワークの効果として、弟の算数への興味はこのワークを通じてかなり高まったように感じます。
ページをめくる度に新しい問題が出てくるので「えー!0でもいいのかぁ」「もう一ページやりたい!」と発展ワークの応用問題を通じて、好奇心を突き動かされたようです。
わが家の場合、最初に1年分(4冊)契約してしまいましたが、まとめて購入しても割引にはなりません。親の意向の他に、子どもがどこまで理解していて、どんな様子かを観察しながら、適宜追加購入していってもいいかなと思いますよ(^^)
進研ゼミ小学講座「国語算数発展ワーク」の申込方法
進研ゼミ小学講座「国語算数発展ワーク」の申込方法は、進研ゼミを受講中かどうかで変わります。
進研ゼミ受講者の場合は、ウェブのマイページ経由や、電話で申し込むことができます。
進研ゼミ小学講座を受講していない方は、電話申込のみになります。(※受講者は受講者番号を手元に用意しましょう!)
0120-977-377(通話料無料)
受付時間:9:00~21:00(年末年始除く)
これを機に、国語算数発展ワーク受講を含めて、進研ゼミの入会をしたい方はこちらから↓
まとめ
「国語算数発展ワーク」は、いつもの勉強の他に+αで、多すぎず少なすぎず、発展問題に挑戦できます。
各号とも何かしら発見があって、手ごたえは感じることが出来る内容だったので、私は結構満足度が高い教材でした。
このブログ記事が、進研ゼミ小学講座の有料オプション申込を迷っている人の参考になれば嬉しいです(^^)!
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