体験学習/アウトドア PR

目黒の雅叙園、和のあかり企画展に子連れで行ってみた

目黒雅叙園の特別企画展チケット 和のあかりx百段階段
記事内に商品プロモーションを含む場合があります

企画展の場所は目黒の雅叙園

2019年8月、目黒のホテル雅叙園東京に久しぶりに、行ってきました。
今回は、夏休みに入った子ども(小1女子)と、0歳の赤ちゃん連れです。
企画展名は、「和のあかり×百段階段 2019 ~こころの色彩~」。

チケットを入手した時から楽しみにしていました☆

私、日本の灯りって好きなんです♪特に、和紙を通した灯りや木彫りの細工等から漏れ出るような灯り。

心が洗われるような、うっとりした感覚になります。

たしか、目黒の雅叙園でこの和の灯りについて企画させるのも 今回が初めてではなかったはず。
(企画名は違っていたかもしれないけれど)

ということは、2度あることは3度ある!?
今回、都合が悪い方は、また次回、企画があるかもしれないのでチェックしてみてください☆
その時の参考になれば♪

千と千尋の神隠し」のモデルともいわれている雅叙園

JR目黒駅から坂を下って徒歩3分くらいの場所に位置する、結婚式場としても昔から有名なホテルです。

私も含め「目黒雅叙園」の名前で知っている人もいるかもしれませんが、2017年4月から「ホテル雅叙園東京」に名称変更したようです。ちなみに、この急な坂を徒歩で上り下りしなくても、目黒駅方面からエスカレーターや別の建物内を通って雅叙園にたどり着くこともできるようになりました。

ホテル雅叙園東京は、一言でいうと和洋折衷の豪華なホテル
結婚式場としても人気が高い場所です。

高級料亭から始まり、今年で90周年になるようです。壁画や天井の装飾、いたるところに施された彫刻の数々。豪華絢爛な招きの大門(建物内を進んだところにある建物内の大きな門)や螺鈿(らでん。貝殻の内側のキラキラ輝く部分)で装飾されたエレベーター、百段階段、施設内外を流れる水や川、ゆったり気持ちよさそうにおよぐ鯉、それらを取り囲む中庭の緑の日本庭園…。

私も縁あって何度か足を延ばしていますが、和洋折衷というか、重厚感がある雰囲気で、思わず一度自分の襟を正します(笑)。

あのジブリ映画、「千と千尋の神隠し」のモデルにもなっている場所だとか。真偽は分かりませんが、雰囲気は千尋が働いていた湯屋に所々似ているように思います。小1の娘も、都心にあって緑と和モダンが融合したような雰囲気は好きだったようで、つかみは悪くなかったです。

雅叙園に行ったら、必見のトイレあり!

ホテル雅叙園の館内について少し話したところで、ちょっと話を脱線させます。

目黒雅叙園に行ったら、面白いので是非足を運んでほしいのが、館内の1階奥の方にあるトイレです。

トイレは館内にたくさんありますが、ここのトイレだけちょっと様子が違います。

トイレの空間の中に川が流れ、朱色の橋がかかっていたり、他ではなかなか見られない「トイレ」があるんです!
写真にとりたくなったんですが、トイレだし、撮っていいのか、撮ったとして公開していいのか迷った末、やめました(笑)。
でも、「わぁ~、すごい~」と、子ども(小1)も喜んでいくトイレです(笑)

都の有形文化財、百段階段に設置された企画展

「百段階段」は、ホテル雅叙園東京の正面玄関を入ってすぐ左のエレベーターを昇ったところにあります。

東京都指定有形文化財に指定されている歴史ある古い階段です。何か所かある階段の踊り場の先には部屋があり、そこで1,2か月おきに様々な特別企画が行われて公開されているようです。来館者は靴を脱ぎ、階段や部屋の企画を楽しみます。「階段」ですので、ベビーカーなどは使えません

ちなみに、階段は実際には100段ではなく99段だそうです。理由は諸説あるものの、「奇数は縁起が良いため、縁起担ぎ」説とか「未完の美」説があると紹介されていました。

基本的に百段階段で行われる企画展観覧の際には、美術館同様チケットの購入が必要になります。通常価格ですと、大人1,600円、大・高校生1,200円、中・小学生600円(2019年8月時点)ですが、ファミリークラブ会員になると、無料の各企画展の招待券チケットが届いたりなどするようです。
(ちなみにここで結婚式をすると自動的にファミリークラブ会員になるそうですよ)

企画展は、日本の和の灯りと、日本美術の融合

企画展 「和のあかり×百段階段 2019 ~こころの色彩~」 の概要

日本の様々な美術家が作り上げた美と和の穏やかなあかりが、今回の企画展のテーマ。
それを、百段階段という特殊な空間で開催していました。

和のあかりって、通常の電気のあかりと違って、光が柔らかくって綺麗というか、なんだか心が落ち着きませんか?
見ていると温かい気持ちになれる作品がたくさん展示されていました。

ねぶた師から、竹あかり作家、長崎ランタンフェスティバル、和傘工房、霧江氏、照明作家、造形作家、霧江作家、かんざし作家、折り紙作家、こけし作家などなど他にも様々なアーティストが、それぞれの分野で、ぼんやりと灯る「あかり」で作品を表現しています。

私は、なるほど…とそのアイディアと出来栄えに感嘆して見入ってしまうものも幾つかありました。
興味がある方は、是非、ご自身の目で、耳で、雰囲気で作品を堪能していただければと思います。

館内の写真撮影は自由だったのですが、ブログに載せちゃうとアウトだと思われるので、気になる方は次回企画で足を運んでみてくださいね(^^)

ホテル目黒雅叙園の特別企画「和のあかりx百段階段」
目黒雅叙園の特別展チケット

企画展に対する小1娘の反応は…

…が、小1の子どもには、(わが家の娘には)早すぎたようです(笑)。

まだ、小学生になったばかりで次元が違うのですが、絵や工作が大好きで、きれいなものに興味を持ち始めたので、今回、丁度夏休みの時期に開催している「和のあかり」は一緒に少し楽しめるのではないかなと思って誘って行ってみました。

ただ、ラジオ体操があって毎朝早起きだったり、道中の電車の乗車時間が長かったこともあり、おそらくホテル雅叙園東京にたどり着くころには、多少疲れが出ていたようです。

「そろそろ、出て椅子で休もうよ~」という言葉が(汗)

う~ん、難しいですね。
子ども目線で夢中で「可愛い」とか「面白い」と美術鑑賞をじっくり楽しめるのはまだ先のようでした。

赤ちゃんの方は終始抱っこ紐で寝ていてくれたので問題なかったのですが、
私は、もう少し、この和のあかりに包まれた空間に浸っていたかった~~
そんなわけで、ちょっと気持ち短めに切り上げて企画展から出てきました。
(しまった、小学生低学年連れで来たのは失敗だったかな!?汗)

そんな中でも、「長崎ランタンフェスティバル」や「柳井金魚ちょうちん祭り」の魚の提灯、切り絵作家の早川鉄兵さんの作品、あかり絵の入江千春さんの作品に足を止めて、笑顔を見せてくれたので良かったなと思いました。

年齢にもよるかもしれませんが、うちの子の場合、「静かに作品を鑑賞すること」にはまだ慣れていないのかな。
私は、(もう少しいたかったけど)楽しめたのですが、子どもは、企画展ではなく、ホテル雅叙園の庭園や施設内の川にゆったり泳ぐ鯉を夢中になって追いかけていました(笑)。

■トップページへ戻る

トピック関連絵本の紹介『あかり 』~照らされるのは、家族が大切にしてきた瞬間の記憶

タイトル:『あかり』

内容

生まれたばかりの女の子を照らすろうそくのあかり。家族は、いつも大切な時間にろうそくをともしました。そして、女の子は大きくなっていき…。

美しい絵がなんといっても目を惹きつけます。子どもも、目を凝らして各ページの絵に見入っていました。
ろうそくのぼんやりした灯りで、照らされるのは、家族の幸せの時間。そして、その瞬間の記憶。
女の子を包み込む、ろうそくのやさしいあかりと、家族が大切にしてきた時間の積み重ねを一緒に感じてください。